野山遊び・ライダーショー・薪ストーブ注文・内窓自作



土曜日は、大村で開かれる野山遊びイベントに出かける。小学校から案内をもらってきて、無料だけど申し込んで参加する。5〜60組かと思われる。九電さんが主催者で、里山サークルが場所を貸しているようだった。

まず二組に分かれて、うちは「山の土と公園の土の保水性の違いを比べる実験」から。聞いたことはあるけど見たことは無い現象なので、確かに山の土は全然水が垂れてこないし、垂れてきたものは澄んでいるしで、よくわかる成果だった。でも子供たちにはこれが実際に山で起こっていて、下に住む我々の生活を守っていることが伝わったかは分からない。まぁ分からない子には説明しても分からないので、印象にだけでも残ってくれればと思う。

f:id:U_S_K:20161105112055j:image:right二つ目はドングリを牛乳パックに植える体験。まずドングリの説明を受けるが、何種類ものドングリの説明は子供たちには難しかったかも。でも自分で埋めた牛乳パックは持って帰ってもよいということで、うちの子供たちはみんな持ち帰り。何年後かに連絡が来て、返しに来なくてはならないらしい。まぁそれも良い体験。

f:id:U_S_K:20161105114743j:image:right三つ目は工作ブース巡りで、パチンコ作り(Y字の枝でパチンコを作り、ドングリを飛ばして的に当てる)、バードコール作り、火起こし、薪割り、丸太切り、ほかにハンモックやブランコで遊んだりもできる。振る舞いの豚汁を食べて、午後は芋掘りして帰ろうかなぁと思っていたら、パチンコで遊んでいた下の子を、人に当たりそうなことをしたので叱ったら、へそを曲げて近くの藪を手で叩いたようで、急に叫びだし、指には棘の跡のような傷が一つあり、絆創膏を貼っているうちに腫れだして、急遽病院に行くことに。叩いていた場所にはサルトリイバラとウルシがあって、それで棘が刺さりかぶれたのでは無いかと思う。でも病院に行ったら虫刺されではないかということになり、たしかに植物のかぶれにしては赤みやじんましんのような斑な腫れ方では無いので、そうなのかもしれない。ブユでも無いし、蜂でも無さそうだが・・・。まぁ痛い体験だったが、野山で遊ぶと言うことはこういうことも起こるわけで、これはこれで大切な経験だった。かかった救急は大村の国立医療センターで、上の子たちを出産した病院なので懐かしかった。こういう形で来ることになるとは思わなかったが。

諫早に向かっていると子供たちは寝てしまったので、その近くで薪ストーブの相談に乗ってもらっているお店に寄ることに。周辺のグッズや、壁や床のことを、実際に店舗で相談したかったので、電話を掛けて訪問する。結果、周辺グッズ(灰かきや薪はさみなど)はストーブを使ってみてから考えれば良いということになり、床は大理石、壁は移動可能な鉄板にすることに。煉瓦やタイルも考えたが、家の壁との間に隙間を作らなければならないことや、左官さんが入るため時間がかかること、目地にゴミが溜まることなどがデメリットだった。タイルを選ぶのも面倒だ!見積もりを修正してもらって持ち帰ることに。

日曜日は仮面ライダーショーを見に諫早の「干拓の里」へ。下の子の指の腫れもやや収まったし、なにより本人が行きたくて仕方ないので、リハビリも兼ねてちょうど良い。11時からのショーなので10時に出る。今回の臨時駐車場は南側の運動場の脇に止めることができて、入場門にも近くとても便利だった。何回も来ていると良いこともある。

f:id:U_S_K:20161106123916j:image:right仮面ライダーは主人公だけの登場だったが、楽しんだ様子。雑誌の付録の紙製のベルトとお面で装備していったが、他の子のプラスチックのベルトをジーッと見たりして、何を考えていたのだろう。困ったのは終了後のグッズ販売で、2000円の紙袋や、500円のサイン色紙、1300円のカレンダーを買うのに長蛇の列ができ、下の子も欲しい欲しいと、これまでに無い駄々コネっぷり。ここで買うのは教育上良くないのではと思いつつも、ここで我慢させるのはかわいそうかとの思いもよぎるが、上の子の「私たちの時は我慢した」との言葉でやはりなんとかなだめる。5分ほど泣き喚いたが、我慢すると自分で言ったのでこっちが泣きそうになる。「ここで買うよりおもちゃ屋で選んで買う方が絶対良い」と言ってしまったため、後日おもちゃ屋に行く約束をしたような感じになってしまった。下の子はこういう約束は絶対に忘れない。

その後、フワフワすべり台で子供3人遊んでから、ライダーとの写真撮影(上の子も)、前回時間切れで乗れなかった足こぎボートにも乗って、2時過ぎには退園。おやつのアイスを食べてから、昨日も行った薪ストーブ屋さんで契約をする。昨日のプランで行くことに。

[rakuten:stove-ichiba:10000003:detail]

薪ストーブは、いつのころからか僕の夢(と言うと大げさで、まぁ希望のようなものだったが、「夢」ということにすると導入が決断しやすいので、家族の前ではこう言っている)で、薪集めとか薪割りとか、高い値段(ストーブの値段30万ほどのほかに、煙突50万、工事費などかかる)などであきらめかけたりもしたが、これまでは借家ということを言い訳にしていたけど、家を買ってその制約も無くなったのに導入しないことは、人生に大きな禍根を残すのでは無いかと思い、決断した。二週間ほど後に工事が行われる予定。引っ越して初めての冬になるので、9月末にペレットストーブの相談を近くの工務店にしたのだが、なかなか話が進まず、薪ストーブも扱う別の店に行って、ペレットでは火力が弱く全館暖房は望めないと知り、薪ストーブを検討し始めたのが10月22日だった。

薪ストーブ導入の決断の背景には、10月末になり急に冷え込んできたことがあるが、新居の冬を快適に過ごすために、1階のリビング、キッチン、廊下にはコルクマットを敷き詰めることにした。ダイニングは、子供用のいすを引きずる必要があるのでフローリングのままだ。コルクマットは以前の家でも使っていたのだが、部分的に敷いていただけで、下にほこりが入ったりしてよろしくない。よって今回は壁までピッチリ敷き詰める。今年は初年度なため細かい切り込みに苦労したが、来年からは部分的に交換するだけで一日で終わるはずだ。コルクマットはニトリで買ったものがコルクの目が粗くて、それがかえってつなぎ目を目立たなくしてくれる。床の冷たさは体感温度を下げるが、コルクマットを敷けばその冷たさは無くなることが前の家で実証されたので、ちょっと安っぽいがこの作戦をとることにした。薪ストーブの強い対案である床暖房も検討したが、全館快適にするには電気やガスを毎日使い続けなければならず、リフォームで敷き詰めるとなるとお金もかかるので採用しなかった。

もう一つの断熱法として、小さな窓に内窓を自作して取り付けている。

f:id:U_S_K:20161113184315j:image:rightf:id:U_S_K:20161113184414j:image:rightf:id:U_S_K:20161113184404j:image:rightホームセンターに売っている溝付きの角材(4ミリ幅の溝が入った、3cm×3cmの角材)を窓のサイズに組み、溝にポリカーボネートの中空ボードをはめ込むもの。以前の家ではボードだけを窓にはめ込んでいたが、新居ではより頑丈に枠を付けた。軽量鉄骨のメーカーで建てられた我が家は、ルーバー窓(ジャルジー窓)が多く、すきま風は多く防音製は低い。主にそのような窓に内窓を入れている。そのハウスメーカーの製品で、風呂の窓をリフォームの際に導入したのだが、ガラスは二重なのにサッシが金属なので湯船に入っていると冷えた空気が降りてくる。しょーもない窓だと思う。ここにもポリカボードをL字アングルのプラスチックで作った枠にはめ、それを飛び出たサッシに引っかける形で断熱化しようと思う。

リフォームの際、風呂はTOTOのホッからり床にしたのだが、10月の段階でも、前に入った人が濡らした床に時間を空けて入るときは全然冷たい!乾いていれば大丈夫だろう。また自分で一度お湯を掛けてから湯船に入り、もう一度床に乗るときには、濡れててもあまり冷たく感じない。浴槽のお湯は、浴槽とフタの断熱のおかげでなかなか冷めない(朝でもかなり暖かい)。でもこれからが冬本番なので、どうなるだろうか。

窓の断熱もリフォームの重点項目だった。サッシは残してガラスのみ2重にするという断熱を勧められたのでいくつかの窓をそのようにしたのだが、サッシの冷たさがガラスにまで移って、11月の段階で寒い。樹脂サッシの内窓が良かっただろう(防音性も欲しかったいくつかの窓は内窓にした)。二重ガラスはまったくお勧めできない。

薪ストーブが入ることで、家が完璧に近づく気がする。あとは、二階窓の6mほどの庇、ウッドデッキ、玄関ドア、玄関前外構(おもに駐車場作り)、おまけの田んぼ(雨水タンク含む)か。まだまだじゃん・・・。まずは薪ラックを作らねば。