ひょうげもの・・・完

ずっと気になっていたひょうげもの(へうげもの)の終わり方がようやく分かった。ネットで全巻まとめ買いした。家康が秀吉化していく様子、為政者は民衆に均質化を求めるが、民衆は良い方にも悪い方にも広がっていくのを止められない、など、ひょうげものながら考えさせられること多かった。物の美を求めた人たちの話を、現代なら何の美を求めるべきと読み替えれば良いのか。