20241005大日縦走

木曜の夜にケーブルカーとバスを予約し、金曜15時のキャンセル締切まで天気を検討し、予報は下界もくもりだったり雨が降りそうだったり、でも中には晴れそうな雰囲気のもある中で、とりあえず行くことにた。停滞前線が東に移ることが大きなプラス要因。

まず、忘れ物はサングラス。有った方が良かったろうな。忘れがちグッズは以下の通り。

忘れがちグッズ:タオル、時計、サングラス、

↑今回持っていったもの。35リットルザックでパンパン。

  • 左写真上端の腕カバーは、持っていって良かった。寒さ対策にも、日差し対策にもなる。
  • 朝食をクリームパンやパイからレーズン食パンに変えた。これくらいの味の薄さが良い。
  • イカフライやグラッツはあまり食べる気がしなかった。カロリーメイトで良い。
  • 夕食は、赤飯、シチューに加え、鰯甘露煮アルミパックも持っていった。食器も使わず、ゴミはすべて赤飯パックに押し込めるので良い。
  • 撤収したテントを洗濯ネットに入れてザック外部に結わえ付ける作戦を始めて実行した。撤収も早まり、ザック内に濡れたモノを入れなくても良くなる。サイズも大きめで良かったが、色があまりに洗濯ネットなので、なんとかならないか。
  • オーバーパンツは使った。
  • 青いダウンは、今回使わなかった(夜が驚くほど暖かかった)。
  • 着替え(下着3点セット)は使わなかった。
  • 右下のノースフェイスヘッドバンドは首にも巻けたり、耳当てにもなったりして良い。
  • 活動着(写っていない)は、モンベルTシャツ、コロンビアボタンシャツ、マーモットパンツ、ファイントラック五本指アンダー靴下、中厚手靴下。
  • 出費は、称名滝立山駅バス500円、立山駅→室堂4090円、雷鳥沢テント1000円、同トイレ使用料200円、大日平山荘携帯トイレ500円、同ジュース350円。

タッパ兼マクラからは、テントの結露がシュラフに染みないように敷くエマージェンシーシートをオーバーフラップに収納することにしてたたむ時間を節約することにしたので、空間的にも余裕ができた。

  • テーピングがやや大きすぎる。
  • へドラが充電式に代わり小さくなった。
  • 耳栓、安全ピン、爪楊枝、ガムテ、薬類は、使わないが必要。
  • 昔のヘドラに付けてホヤ代わりにしていたウレタン袋(薬を詰め込んでいる)も、ヘドラが小さくなったので使えなくなってしまった。
  • マクラがずれないように下に敷くマイクロファイバーぞうきん(緑)は、役目を果たしている(それでも夜中に何度も起きるのは、おもに股関節の痛さのせいか)。
  • 鼻炎薬、小さいのがあるらしい。

アルペンルート(天空ロード)は、称名滝の滝見台も通過するほどの濃霧。

弥陀ヶ原に昇ったら一気に雲が消える。下界は雲の下。↑鍬崎山と富山平野

秋の色合いの立山と、大勢の人。

雷鳥荘手前のベンチで。剱御前方面。

テン場受付前で腰掛けて眺める。受付の人の雑談では200張を超えたらしい。夜も暖かく、風もそんなに強くない。今回は足音で目を覚ますのを避けるため、写真右側のテン場東端に張る。受付前では中国人グループ10人以上がかなり大声で騒いでいたが、日本人ガイドがいたり、受付の人も注意したりして、夜は静かだった。日没直後に剱御前からヘドラ付けて下りてくる人も数人いた。

テン場の端で静かすぎて寝坊した。夏と違い早立ちする人も少ないようだ。4時起き5時半発の予定が、5時起きに。お湯を沸かしミルクを飲み、レーズンパンを食べながらシュラフをたたむ。エマージェンシーシートやテントの撤収を簡略化したため、6時に出発できた。

東に立山があるため、室堂平にはなかなか日が入らない。

新室堂乗越に出れば剱が拝める。しかし早月尾根が直線的でやや味気ない。北に伸びる小窓尾根や、東の八つ峰が見えて「針山地獄」という感が出る。しかしいつか早月尾根を登りたい(小窓や八つ峰は絶対狙わない)。

立山の向こうから日が昇る。

9時ごろの奥大日頂上。

中大日の右に大日小屋が見える。中大日はピークを踏めなかった(どこか分からないうちに通り過ぎた)。その前の岩場が七福園だろう。そのあたりガスの中だった。

10時前。このころからガス。

秋の剱。山襞から涌く雲が良い感じでは?

大日岳頂上は、室堂から来た人、称名滝から登ってきた人で、一時10人ほどに。

大日頂上でずっと隠れていた剱。12時前まで30分ほどねばり、剱が見えたと思ったら立山まで見えた。もっと雲が無い写真も撮れたが、味気ないので「ややガスり」の写真を選ぶ。

これから下る道。カール地形を一直線に下り大日平山荘(見える)。そこから右に折れて大日平の先端から称名滝の滝壺まで壁を下りる(沢降りではなく、ただの登山道)。

大日小屋でもトイレ使いたかったが、小屋がもう閉まっておりできず(トイレは使えた?)、大日平山荘まで来たら携帯トイレブースがあったので、興味もあり使ってみることに(去年の涸沢紅葉時に、山トイレの問題に目覚めた)。まず前の使用者が使ったまま残っていることに辟易。今回は「大」もしたが、それを持ち歩くのはしんどい(重い、袋が揺れる、袋が破れないか、匂いがもれないか心配。歩いている限り、匂いは気にならなかった)。

大日平までは晴れてて暑くて日焼けしそうだったが、猿ヶ馬場では深い霧に。雨は降らず助かった。猿ヶ馬場には大きなブナがあり、それを目印に猿ヶ馬場までの距離を知れる。

 

天気と荷物

土日の天気はどの予報会社も軒並み曇り。でも辛口な「てんきとくらす」がまれに見る良い予報なので記録に残す。(たいていこの後悪化していく)


今回は1泊なのでドイター60リットルではなくミレー35リットルで行くことに。防寒具(ダウンとオーバーパンツ)を入れるとかさばるが、食料を消費すればかさも減るので。

2024秋・大日三山縦走計画

雨続きで突入する週末は、予報もどれが正しいのかおぼつかないが、とりあえず計画してアルペンルートの予約をしてみた。

ルートは大日三山縦走。アルペンルートでロープウェイ下りた黒部平から東一ノ越というルートも考えたが、藪漕ぎが長いらしく変更した。テントで大日三山を駆け抜けるには、雷鳥沢でテン泊して、10時間ほどで称名滝まで下りてくるしか無いと考え、下りてきてから立山駅の駐車場に行くにはバスが無く、それなら称名滝駐車場に車を置いて、バスで立山駅に行き、アルペンルートで室堂へ、雷鳥沢で泊まり、大日三山縦走して称名滝の車に戻る、というプランになった。

土曜12時頃に称名滝駐車場に。13:40のケーブルカー、16時に雷鳥沢に。

日曜6時にテン場を出て、17時に称名滝に(18時にゲートが閉まり、町に戻れなくなるから注意)。

能登ボランティア・結果

1日目、能登町柳田、民家の裏に流れ込んだ泥のかき出し。14人で、午前・午後計4時間弱。

1日目の昼に翌日の追加募集が公開されたため、体力的に迷ったが、迷ったならやっていこうということで、申請。駐車場も延長。帰りの高速許可証は、こんなこともあろうかと印刷してきていた。

2日目、輪島市町野、中学校の体育館、床上浸水30cmだが、泥はうっすら。午前は40名で体育館。午後は半分くらい別の現場へ。用具室の掃除、用具の汚れ落とし。

前泊したので、その日の晩はスーパーの弁当と缶ビール、銭湯、10時就寝。翌5時20分起床。

2日目の夜は、居酒屋「八」、銭湯、10時就寝。翌5時35分起床。

車中泊はトイレがないのがキツイ。銭湯でしたあとは、朝食買うコンビニで借りる。

 

道具の評価

  1. 長靴(つま先が硬いもの)・・・泥に隠れたU字溝にはまりわずかにどろが内部に侵入した(ズボン汚れた)。今回は泥かきだったためつま先は潰さなかった。
  2. 踏み抜き防止の中敷き・・・泥かきのため危険は無かった。
  3. 防塵マスク・・・乾いた泥を剥がしたり、それが風で飛ぶとマスク無しでは吸い込むだろう。
  4. ゴム手ぶくろ(家庭の掃除用)・・・軍手タイプの人も居たが、掃除用でよかったと思う。
  5. インナー手袋・・・なぜかびしょびしょになる。ゴム手に穴が空いてる?
  6. ズボンは登山用長ズボン・・・ユニクロの高伸縮性ズボンにした(登山用を守った)。泥も洗濯すればきれいに取れて、跡も残らない。
  7. 長袖・・・半袖だと肌が汚れそうね。
  8. レインコート上下・・・暑くて装着しなかった。ただ、送迎バスがエアコンで寒かったので、上を着た。
  9. タオル・・・必須。落とさないよう注意。
  10. 着替え・・・現場では着替えない。終わって銭湯に入るなどするので、多めが良い。
  11. 小刀・・・今回は使わず。
  12. 帽子・・・外仕事ではかぶり、中仕事ではかぶらなかった。
  13. 防塵ゴーグル・・・マスクと同じで、ホコリが舞いそうな時は使った。
  14. 高速無料のプリントアウト・・・必須。
  15. 食事(活動日の朝(おにぎり)、昼(クリームパン)、行動食(カロリーメイト))・・・朝ごはんは、集合時や移動バス内で食べられる。昼食は昼休憩で食べる。朝が早いので、午前中のおやつとして行動食があると良い(水と友に常に携帯する)。

能登ボランティア準備

9月最後の週末は、登山の可能性を考えて有給を2日取っていた。そこへ能登の豪雨災害が起こったので、登山はやめてボランティアに行くことにした。災害ボランティアは初めてで、気軽に行けない雰囲気なので、何をどうやったら良いのか分からないが準備を始めた。一度経験すれば次回のハードルも下がるはず。

まずネットで調べるが、情報が混乱していてよく分からない。

最初にやったのはボランティア保険に入ること。500円で年度末まで有効。

能登災害は、やはり行政が管理してやっているのみという感じなので、石川県のボランティア登録を行った。そうしたら返信メールに各市町のボランティア募集情報が分かるリンクが送られてきて、数日先までの募集人数や定員で募集停止などの情報が分かる。能登は、金沢駅前発のバス(朝6時頃集合)か、のと里山空港の航空学園ベースキャンプに自家用車で行ってバスに乗るという2通り。BCは無料で泊まれ、風呂にも入れる。駅前は駐車も自分で手配しもちろん有料。車でのと空港まで行きたい気持ちもあったが、金沢駅近辺の駐車場に車中泊することにし、「タイムズのB」という車中泊OKで安く1日単位で借りられる仕組みを利用するためにアカウントを作る。

石川県のボランティア活動日予約は、前日の昼12時に締め切る。午前中に募集サイトを覗き、空きがある輪島か能登町かで悩んで、今回は能登町にする。どうせなら2日続けてと思うが、2日目が土曜日なので定員が埋まっている。とりあえず金曜日の1日を予約する(確認メールが届く)。

同時に金沢駅前の駐車場を予約する。駅から歩いて20分ほどの場所になってしまったが、2日で600円。クレジット払い。車のナンバーとか入れる。活動前日の夜に到着し、場合によっては銭湯も入り、食事もする。活動当日は18時すぎに戻るが、そこでも銭湯や食事がしやすい。

荷物を準備しながら、石川県の予約確認メールを見ると、ボランティア向け高速料金無料の案内があったので、どんな手続きが必要なのかと覗いてみる。事前に申請しないと適用されないと知っていたので、下道で行くかと思っていたところだったが、時間が空いたので利用を検討することにした。無料が適用されるのは、往復か、復路のみ(往路は活動の前々日から適用される。復路は不明)。高速乗るときに現金払い用の券を取り、出るときにその券と許可証のプリントアウトを渡し、身分証明書を提示するらしい。申請手順は、申請サイトに行き、活動日、往復なら往復の日程、利用する道路名と入り口インター名、氏名、住所、ナンバーを入れる。PDFの許可証をプリントアウトしなければならない(;。;)。

道具は、ネット情報、石川県のボランティアサイトを見ながら揃える。

  1. 長靴(つま先が硬いもの)
  2. 踏み抜き防止の中敷き(プラ素材で柔らかいタイプ)
  3. 防塵マスク(ガスマスクみたいなのではない簡単なもの)
  4. ゴム手ぶくろ(家庭の掃除用)
  5. インナー手袋(ゴム手袋の中が蒸れるのを防ぐ)
  6. ズボンは登山用長ズボン
  7. 長袖
  8. レインコート上下(汚れるらしいのでズボンだけでも推奨されていた)
  9. タオル
  10. 着替え(下着2回分)
  11. 小刀
  12. 帽子、

 

これから準備する

  1. 防塵ゴーグル
  2. 高速無料のプリントアウト
  3. 食事(活動日の朝(おにぎり)、昼(クリームパン)、行動食(カロリーメイト))

肩・腰・子ども

肩が上がらなくなるという四十肩、五十肩。肩が上がらないってどういうこと?と思っていたが、今、分かりつつある(もうすぐ48歳)。

股関節も痛い。この間は手首も痛かった。これら合わせて、筋肉が弱くなって行っていることによるものだろう(膝の痛みが筋力不足から来るという、登山がらみの知識から類推)。

そして、腹に肉が溜まってきた。

いつも自分の体のことばかり書いているが、毎日、子どもたちの心配をしていることも、たまには書いておこうと思う。今のことから、将来のことまで、心配ばかり。

2024おわら(9月2日)

台風10号が北上してくるおわら2日目、4時頃まで雨が降っていて、洗濯物も乾かないが、どうやら雨雲は去ったらしい。今年も自転車で行く。今年は良い道に目星を付けておいた!おかげでまぁまぁスムーズで安全に行けたが、それでも1時間ほどかかり、お尻もイタイ。

usk.hatenablog.jp

今年は「鏡町」を粘ってみようかなと、さっそく「おたや階段」を目指す。その前に、去年も買った「うちわ」と「押し寿司」を買っていく。雨もあって人が少なめだから、寿司の種類も多かったし、おたや階段の待ち行列も少ないタイミングで行けて、行列の一番前に陣取ることに成功。階段の頂上なので、見晴らしも良いし、階段に陣取って待つ間に食事ができる!

あいかわらず、工事用ポットを目立つ配置するのは止めて欲しい。単管パイプも・・・。

階段の一番前は、近すぎで見にくいのではとも思ったが、滅多に無い機会なので一番前へ。

いつも反対側にいるお囃子がこの位置にいるのは、あっち側に「有料のお客さん」がいるから。今年はそれが増えた感じ(去年は西町だけでそういうのに遭遇した)。あと、歩き回らなかったからか、お花代を納めた個人の家で踊る様子を、今年は見られなかった。

今回課題とした「菅笠ごしの灯籠」

待ち行列で見たのも含め、あるいはその直前の練習も含め、鏡町を4回見る。その後「諏訪町」へ。諏訪町は石畳と灯籠が良いのだが、道も狭く、人も多く、写真は撮りにくい。

「有料お客さん」のための小さな踊り。女性二人と楽器二人のみ。「東町」。

「東町」の輪踊り。東町は完全に車道の上なので、道路に描かれた菱形なんかが写真に写る。なんとか避けて撮る。

 

結局11時すぎまで居た。去年見たからいいか、なんて思わずに、9月に入って雨もあって涼しくなった中を、自転車漕いで行って良かった。カメラの設定をいじってなんとか良い写真を、と思ったが、結局オート中心だった。もうちょっと良いカメラがあれば、鮮明でほどよいぶれの写真が撮れるのだろうか。今回は一脚を使ったが、効果は不明。

まだ、腕を左右に広げる「決めポーズ」(去年、お堂で踊りの紹介をしていた人が言っていた)にシャッターを合わせられない。ピント合わせも遅いカメラなので、「今だ」と思ってシャッターを押していては遅い。

何はともあれ、いくつか気に入った写真も撮れたので良いおわらだった。