長崎観光



f:id:U_S_K:20111112124432j:image:right思い立って、長崎観光をすることに。住んでいるとなかなか行かない、グラバー園稲佐山に行こう!ということになって、11月12日に出かけた。午前中は仕事をしてから、昼前に家を出るというのんびりブリ。

まずはグラバー園に向かう。駐車場ってどこにあるんだろう、どこが安いんだろう、というような話をしながら、市営駐車場ではなく最寄り電停近くのコインパーキングへ。そこは30分100円だったけど、後で調べてみると市営も30分140円で許容範囲だった。土産物屋をチラ見しながら、「大浦天主堂は、見なくて良いか」と話していたら、天主堂付近で結婚式の写真撮影しており、子供たちが行きたがってしまい、せっかくなので入ることに。キリスト教系の幼稚園に通っているので、マリア様の像とかには親しみもあるようだ。子供たちには初の国宝体験かも知れない。

f:id:U_S_K:20111112135937j:image:rightグラバー園は、市の広報に「市民は無料」とか書いてあったのだけど、切符売り場には「無料はお年寄りほか」というような案内が。でも窓口で聞いて、免許証を見せて市民であることを証明すると無料で入れた。どうもこれは一定期間だけのことらしい。いつも無料だと、頻繁に遊びに来られるけどなぁ。今回はオーストリアの姉から送ってもらったヨーロッパの民族衣装(土産物)を子供たちに着せてきたので、場の雰囲気にそこそこ合っていた。グラバー園では500円で西洋風衣装を着て散策できるようで、そういう人たちも多く、子供たちは「プリンセス!」と喜んでいた。しかし、天主堂の花嫁さんにもグラバー園のプリンセス達にも、直接話しかけたり見つめたりすることはなく、遠巻きに見たり、無関心を装って通り過ぎたり、ちょっと他人行儀を身に付けたようだ。人目を避けたベンチでお弁当を食べる。もう二時になっていた。

カメラのバッテリーが切れてピンチだったが、グラバー邸でなんとか写真も撮れて、池の鯉に餌もやり、伝統芸能館でくんちの映像を見たりして、帰路につく。アセロラはちみつの暖かいジュースを飲んで、ほかにはお土産も買わずに車に向かう。

f:id:U_S_K:20111112164707j:image:rightさて次は稲佐山だ。稲佐山には新しくなったロープウェイで登りたい、ということで、あまり行ったことのないロープウェイ乗り場へ。神社の中を通って乗り場に行くって、なかなかスゴイ。往復で安くなるクーポンをネットで見つけて印刷して持って行ったので、往復1200円が1080円に。しかし長崎市民なら入れる空遊倶楽部に入れば、半額で乗れるというポスターが貼ってあった。ポスターにはハガキで申し込むとか書いてあったけど、どうも切符売り場でも入れたらしいので、ちょっと損したかも。エンツォ・フェラーリをデザインしたケン・オクヤマのゴンドラは、思ったより小さく、思ったよりオーソドックス。でもシンプルな中に良さがあると思う。逆にロボットのようなゴンドラでも困るかも知れない。ただ5分という乗車?時間は味わうにも短すぎるなぁ。1時間に3往復もしてるので、きっと空いているだろうと思っていたのだが、なかなか満員で、でも子供たちも景色を見られて良かった。

f:id:U_S_K:20111112175208j:image:right稲佐山には、山頂付近の公園には何度か来たことがあるが、林立するアンテナが特徴の山頂には実は来たことがなかった。アンテナを間近から見てみると、宇宙観測所みたいで別世界のよう。ちょうど夕日が落ちるころで、カメラマンという感じの人も数人いる。水平線からかなり上で、オレンジ色に輝く太陽が見られて綺麗だったが、水平線の上には雲があるらしく、それっきり太陽は出てこなかった。予定していなかったけど、どうせなら夜景を見ながら食事をしていこうということで、山頂レストランで夕食。ロケーションは最高なので、観光地メニュー(ちゃんぽんとかトルコライスとか)ではなく、イタリアンとかで良いんじゃないかと夫婦の感想。でも、夜景も初めて見た。あそこが諏訪神社前の交差点だよ、とか言えるのは長く住んでいる功名だろう。その後、いつも行く福の湯で温まって帰る贅沢っぷり。

感想・・・昼前に出たのに長崎観光はとても楽しめた。まだ丸山界隈とか、崇福寺とか、唐人屋敷とか出島とかの観光地が残っている。またへなちょこ長崎観光やりたい。