年末年始



年末のことは、もう忘れた。去年は肩こりで大掃除もろくにできなかったので、今年は子供たちと窓ふきをがんばったつもりだが、嫁さんのがんばりにはかなわない。

晦日は「稲佐山温泉ふくの湯」で5時からバイキング、お風呂に入って9時には寝かしつけ。いつもと同じくらい多かった。寝かしつけ後はガキの使いを見る。

1日は朝からお酒を飲み、おせちを食べる。子供たちにお年玉をあげたら、上の子達が二階に上がってなにやらコソコソやっていた。降りてきて背中に何か隠して僕らの前に立ち、「はい、おとしだま」と、僕らが上げたポチ袋の、宛名の「へ」や「より」を書きかえて、中には100円が・・・。優しい子に育ったもんだ。

日差しがあり暖かい日で、午後から諏訪神社に出かける。バスでのんびり。長坂を昇った境内には入れたが、お賽銭を入れるための階段は混雑で登れず。神社経営的にどうかと思う。古い破魔矢やお守りの他、僕が持っていた御朱印帳や仏画やらも引き取ってもらった。みんなでおみくじをした。大吉、中吉、吉といろいろ引き当てたが、やはり内容は徐々にネガティブになると言うか、消極的な方に変化していくのが確認できた。出店で買い食いして昼食とする。帰りのバスの中で妻と「もうすでにおせちに飽きかけている」「味が似通っているからか」「朝から食べるのがいけないのではないか」などと議論する。今年は朝からお刺身を食べるのを控えてみたが、それでもエビやらハムやら、朝からボリュームが有りすぎるよなぁ。

2日は、年末に計画を立てた、18切符一人旅に出かける。朝7時10分長崎発の電車は鳥栖まで行くので、それを諫早で捕まえるべく、最寄りバス停6時39分発のバスに乗る。6時に起きて、ちゃちゃっと用意して、と思っていたら、目覚めたのが6時半。夜中の3時頃に目が覚めたのは覚えている。何となく目覚ましを止めたの気もする。とにかく、寝床で靴下をはくにも、5本指ソックスがうまく履けなくて恨めしい。下に降りると妻も起きてきてくれて、おにぎりを握ってくれた。5分で家を出て、バスの乗り換え、諫早で電車に乗る、と予定通りに進めることができた。

初日は岡山に20時半着。商店街のカプセルホテル(2500円)に泊まる。大きい風呂に入りたいので、カプセルホテルや宿泊付きのサウナを探して予約した。二日目は愛知の実家に行く。実家は寒いので名古屋駅西口の安いホテル(朝食付き3500円)。西口は結構荒んでいるなぁ。折り返して三日目は山口県防府のビジネスホテル(3500円)。ここは大浴場がある。四日目は長崎に17時に着いた。

この旅行の目的は、電車で本を読むこと、線路沿いの景色を見ること、実家の荷物を確認すること。荷物の確認の結果、子供たちも好きなジブリサウンドトラックCDと、ためになるかと思い漫画日本の歴史と世界の歴史の1巻とソロバンを長崎に郵送することに。

子供たちはソロバンには結構食いついていた。妻の実家で買ってもらったけん玉も持ち帰ってきて、「日本の子供の家」って感じだ。