年度末の楽しみ



いまだに子供たちはバスタオルを腰に巻いて「ドレス」と言っている。毎日、2,3回は結ばされる。(一番下の写真は、新しい幼稚園の制服とそのドレス。一枚目の写真は庭の砂場にて。二枚目の写真は菜の花が咲いたミズナ。タアサイも結局アブラムシにより食べられず菜の花として鑑賞することに。)

f:id:U_S_K:20110226104800j:image:right年度末は毎年二泊の旅行に出かけていたのだが、震災のことを考えるとわずかでも支援をした方が良いのではないかと思い、日曜日は支援品の買い出しと、子供たちと約束していたディズニー映画「塔の上のラプンツェル」を見に行くことに。まず閉店すると知った時津のグリーンバンブーで昼食。人気店なのに駐車場が狭く、しかも交差点の角地で入りにくい。しかも雨。嫁さんに降りて名簿に記名してもらい、席に呼ばれる直前に駐車できた。まだ子供がうまれる前に、嫁さんと食べにきたことがある。そのときは普通のトルコライスとオリジナルトルコ。今回はステーキトルコとオリジナルトルコ、ともに大盛り(大盛りが+50円?!)。オリジナルトルコは、注文時に「食べたことありますか?こういうのですけど?」と言うようなことを聞かれる。きっと普通のトルコライスとは似ても似つかぬものなので、時に苦情が出るのではないかと思われる。でも僕はこのオリジナルのカレーとサワークリームの風味がかなりやみつきで、嫁さんも「辛い」とか良いながら手が止まらない。あー本当に惜しまれる閉店。ステーキトルコが1400円っておかしいくらい安い!子供たちもガツガツ食べてた。

f:id:U_S_K:20110313111649j:image:rightその後パワーコメリで支援品を購入。子供用紙オムツのサイズに悩んだり、大人用オムツパッド、体ふきを買ったり。子供用オムツはこれまで長年買い続けてきた中でも最安値で、「次の子供用に買っておこうかな」とか嫁さんが言ってた。まだ予定無いのに・・・。西松屋に移動し子供用イオン水を箱買いし、一応予定した分は購入完了。長崎市が行うの支援の集積場所はユメサイト横のドラゴンプロムナード(使われるとこ初めて見た)。行ってみたがそれらしい気配がない。ケータイで調べると確かに今日(20日)から行っているが、どうも15時で閉まってしまったらしい。また翌日来ることに(翌日は誘導もあってすんなり受け渡しができた。仕分けボランティアが10人以上もいて圧倒された。車からの運び出しもしてくれて、ボランティア精神にあふれている感じ。「お届けします」「よろしくお願いします」と声を掛け合って気持ちよく退散。)。映画はココウォークのTOHOシネマズで視る。なんと3Dじゃないのは17:50からとかしかやってないのだ(アミュでは3Dしか無い!)。メガネも鬱陶しいし、値段も高いし、3才じゃ立体に見えるかどうかも分からないので、時間が遅くていやだったけど、昼ご飯も遅くして、ポップコーン(子供たちはコップポーンと言っていて、キャラメル味がご指名)も買って入る。プリキュアの映画もやっているので悩んだが、内容的にはディズニーの方が良いだろうということでディズニー。

f:id:U_S_K:20110322193832j:image:right感想は、まず母親でない人が母親と偽って子どもを育てるのが、以前子供たちが見に行った「アンパンマン ・・・魔法の歌」と似た設定なのが印象的だった。保護者が自分のエゴのために子どもを育てるという両者の共通性は偶然なのか、時代が求めた物なのか(アンパンマンは意識的にそういう設定にしたようだが、ラプンツェルはおとぎ話でわざわざ作った話ではない。でもこの時期に映画化することになった理由があるのかも知れない)。王子様が出てこないのは定番と違う点で、子供たちもヒーロー役の盗賊を「王子様?」といぶかしがっていた。ミュージカル風なのは日本のアニメにはない文化なので面白いのではないか(翌日の夕食準備をミュージカル風にしてみたら乗ってきた)。ラストでサアが泣いた。ホーはそのころ席を立って階段状の通路を上り下りしていたが、まさか照れ隠しとかではないだろう。総じて良いお話で、絵本を買って帰った。いつものシリーズではあまりにはしょり過ぎな感じだったので、もうちょっと文字の多いタイプを買った。いや実は同じシリーズのほうを渋々だが買おうと思っていたのだが、一緒にいたホーに「これ買おう」と言ったら、なぜか「こっちがいい」と言うので喜んで了承したという話。

映画の後は、お腹が空いたからか眠いからか、子供たちはちょっと荒れたが、初めて入る蕎麦の店で、1つのお子様セットしか頼んでないのに2つおもちゃを取らせてくれたりして、とても気持ちよくビールを飲めた。旅行には行かないけど、一日色んなところを回り、子供たちもよく付いてきた。楽しい年度末のバカンスだった。