2024年5月26日 大日平登山

レーニングに使っている大日平往復登山。称名滝手前の駐車場(無料)に車を駐め、3時間で大日平の山小屋裏の不動滝展望台に到達し、2時間ほどで帰ってくる。4月に買ったスカルパや靴下の具合と、膝の調子を見る。

持ち物は

  • レインコート
  • 小物タッパ(ヘドラ、医療具、エマージェンシーシートなど)
  • 水1リットル、地図(紙)
  • 行動食のカロリーメイト(4本入り)
  • 賞味期限が切れそうなフリーズドライビーフシチュー
  • メスティン(中にストーブ、スプーン、ライター、コップ、風よけ、紙)
  • 5月なので防寒着としてダウンとオーバーパンツ
  • ポール2本
  • クマ撃退スプレー

忘れ物は、汗ふきタオルと腕時計。それぞれハンカチとスマホで代用する。

8時すぎに家を出て、サンダーバードカツサンドを買って行く。登山口に着いたのは9:40。スカルパは、購入時に履き比べたローバーに比べて軽くて決めたのだが、確かに軽くて良いのだが、軽すぎて足がぶれる気がする。これまで履いていたキャラバンに比べて幅も狭いので、安定感が落ちるのか、足首をくじきそうになる。11時頃に猿ヶ馬場でサンドを食べた。2時間もすると牛の首を超えるが、大日平小屋って全然見えないんだっけ。

木道を随分歩いて、小屋が見えて、その手前のベンチで靴下を脱いで足の具合を見る。

これまでのインナー5本指に比べ、化繊でサラサラしているせいか、靴下間で滑る。そこでインナーを省いて一枚履きでしばらく歩くことにする。ベンチではカロリーメイトを食べる。小屋の裏に回り展望台(ベンチがある程度)で不動滝を見る。道中もほとんど人が居なかったので、1つしかないベンチでシチューを食べることに(そしたら人が来た)。

インナーなしの中厚手1枚でも、やはり靴の中で足は滑る。牛の首の尾根道に入る前のベンチで2枚履きに戻す(やはり厚みが増して良い)。秋の同行程では、下りに入った途端に膝が痛んだ。今回は、なんと痛まない。春のヤマケイによると、膝の痛みとは筋肉不足によるもので、僕の場合は鵞足という腱が痛んでいる気がする。そんな機序を理解したからか、またちょっとだけ筋トレしたからか、はたまた登山前にストレッチをしたおかげか、軽い靴で疲労を抑えられたからか、とにかく痛まなかった。

前の靴では中で指(親指の内側と外側、小指)が痛むのが大きな課題だったが、今回は下りでも痛むこと無かった。しかしカフが堅いのか、かかとに当たるのが気になる。靴紐のシステムも堅牢なローバーとは違うが、足首で一旦ロックが掛かり、甲のしまり具合を固定できることは良い。様々な会社が工夫してるんだな。

ついでにナンバ歩きも試してみた。たまたまテレビで見て、ナンバ歩きは「同じ側の足と手を一緒に出す」と広まっているが、「同じ側の肩を落とす」のが本当らしい。なんとなくやってみたら、確かにいろんなところの筋肉(腰やら)を使わなくて済む気がする。使わないのが良いのかどうか分からないが、とにかく気分転換的にやってみるのも面白い。(80歳の母がゆっくり歩く姿に似る。)

というわけで、規定のコースタイムで行って帰って来られた。雪は小屋の前後で登山道を覆う程度。寒さは無く、上着(長袖ボタンシャツ)を脱いで速乾シャツだけで登るほど(2、3日、日焼けが痛かった)。ショウジョウバカマなど見るが、秋の紅葉に比べると景色の感動は少ない。それでも良いトレーニングだった。アルペン村でソフトクリームを食べて帰宅。