マチルダさん



チルダさんが死んでしまった。子供向けなのに、主人公が憧れる人を殺してしまうなんて、トラウマになりそう(40歳の僕でさえ、見た直後に「なんとか助からなかったのか」と悩んでしまった)。しかし、子供の頃に見たはずの、アムロがマチルダと結構幸せな時間を過ごしていたことをまったく覚えていなかった。写真でアムロの体がマチルダの方に傾いているのが「恥ずかしいなぁ」と思っていた。最後の黙祷で、あんなにアムロが心の中で連呼していたのも覚えていなかったなぁ。

僕が5歳のころは、大人の女性として描かれるマチルダの魅力はよくわかっていなかったはず。というかまだ好きな女性キャラみたいなものもいなかった。小学校高学年だった二人の姉は、それぞれララァとセイラと言っていて、それぞれそれっぽくなっているのが納得のいくところ。では自分はだれに憧れて、それっぽくなったのだろうなぁと考えてみるが、ガンダムの誰かに似ているとは思えないけど。

妻はアムロが毎回突飛なこと(脱走したりすねたり)をするので毎日見るのは大変、週一回ぐらいがちょうど良い、と良いながらほぼ毎日見ている。

この回でDVDボックスの1巻目(全24話)が終わり、2巻目はようやく先日買ったので準備は整っている。1巻目が4000円で買えたのに、2巻目が1万円を超えるとは、市場原理とは面白い。

子供達に「ガンダムのどこが面白いの?」と聞くと、9歳女子の上の子達は「カイが何を言うかとか、お話が面白い」と言う一方で、4歳男子(今日5歳になった)は「ザク!」とか言ってる。

そんな下の子の誕生日プレゼントは、ずっと言い続けたサンダーバード2号になった。晩ご飯も本人のリクエストでお寿司。