10周年・斧でケガ



3月18日で結婚10周年だった。当日の夜は抜けられない用事があったので、翌日に長崎駅前のホテルのレストランで食事。自分たちよりも、子ども達が上手に食べていられるかが心配で、料理を堪能とまではいかなかったけど、赤ワインもグラスで頼んで、さすがに美味しい。子ども達は子供用のセット、大人はフルでは無いがコース。なんと言ってもデザートまできっちり付いているのが、それまで子ども達を静かに食事させるポイントですな(騒いだら「デザート食べられないよ!」と言う)。

妻には、悟られないようにと夏の間に買っておいたネックレスをプレゼントする。上の子ども達と買ったのだが、小三女児が半年も我慢するのは辛かったらしく、買って一ヶ月ほど経った頃に、一人が「もう買ってあるよ」とかポロっと言ったりしたが、他のメンバーはスルーしたため妻も印象に残らなかったようだ。

子ども達からは、それぞれに手紙と、僕にだけ折り紙の花束(妻にはネックレスがあるから僕にだけなのだろう)。手紙には、10年育ててくれてありがとうと書いてあり(結婚式直前に妊娠が発覚し、式の7ヶ月後に子ども達は生まれたから、10年というのもそれほど間違いではない)泣ける。長いはずだけどあっと言う間の10年で、これからの10年もそうなんだろうな。

下の子は5歳になったが、これまで成長曲線の下のラインにすら届かなかったのが、ここに来てちょっと食い込んできた感じ。低身長で病院に行った方が、とか心配していた嫁さんも喜んでいる。

そんな結婚記念日の前日に、妻が薪割りをしていて斧で足を切った。足の指の間にスポッと入り、指の股を切って、しばらく薪を片付けたりしていたのだが、改めて見てみると病院に行くべきと思ったようで、タクシーで病院へ。5針ほど縫ったそうだ。僕は出張から帰る日で、空港まで迎えに来てもらうはずだったけど望むべくもなく、バスを乗り継いで夜の9時ごろ帰宅し、詳しい話を聞き腰の力が抜けていく感じを味わった。