雲仙半日旅行



旅行から帰ってきて一週間がたったけど、旅行ボケというか、体もだるく、頭もぼーっとする日が続いて、困っている。なので昨日、年休のようなものを使って、雲仙までプラッとでかけた。温泉入って、おいしいもの食べて帰ってくる、というだけの小旅行。

f:id:U_S_K:20090824160945j:image:rightまず、1時過ぎに家を出て、モスバーガーで昼食を食べ、さらに職場近くの公園で子供を遊ばせて(その間に僕は職場にちょっとだけ顔を出して)、それから雲仙に向かうというゆったりっぷり。雲仙には4時前に着いて、ひとまず温泉街は素通りして、無料になった仁田峠への道路を通って涼しいところへ。着いた仁田峠は、涼しいと言うより、風は寒いくらい。でも日差しが強くて、ロープウェイ乗り場の建物の陰でひっそりとおやつを食べる。島原の眺め、海の向こうの熊本の眺めはいつ見ても気持ちいい。嫁さんは100円を入れて望遠鏡を覗いていた。「手、降ってる」とか「イルカ!」とか冗談言い合ってた。

f:id:U_S_K:20090824172246j:image:rightその後、温泉街に戻って、雲仙観光ホテルで一休み。ここは、洋風の歴史あるホテル。レトロな絨毯、レストランではカラフルなメイド服の女性がいる。僕らはレストラン前のロビーのようなところで、アイスコーヒー700円と、温州ミカン生ジュース500円を飲む。値段分、ゆっくり滞在し、子供たちがそろそろ走り回りだして、「よし帰ろう」と立ち上がった瞬間にホーが水を倒してしまって残念。ホテルのフロントでお金を払うと、そこにいた中年のホテルマンさんとお姉さんが、子供たちに話しかけてくれたり、車まで送ってくれたり(これはいつもしていることかも)、高級ホテルなのに和やかでのんびりしていてとても良かった(月曜日というのもあるかも)。

温泉に入ろうと、雲仙観光ホテルのそばにあって、去年行った「福田屋」に飛び込んでみる。たしか貸し切り風呂は3つあった。車をホテル脇の小さな駐車場に停めて、嫁さんが聞きに行く。OKらしい。しかも料金は大人一人1000円で、子供は3歳以上しかかからない。2000円で小さなタオル付き。良いと思う。去年は「丸太ん棒の湯」というのに入ったが、今回は「三太郎の湯」。カッパのカップルの石像が迫力ある。雲仙の3つの山(雲仙岳という山はなく、普賢岳、国見岳、妙見岳から成る)が、人間になりたくて神様とした約束を守れなかったカッパの化身であるという昔話が壁に書いてあった。子供に読んで聞かせてみた。貸し切り時間は50分だけど、まぁまぁ堪能できた。

できれば福田屋で晩ご飯を食べたかったのだけど、どうもお客が多いようでオーダーストップがかかっている。たしかに宴会のようなものも開かれていた。なので、やむを得ず車に乗り、温泉街を一周するがなかなか入れそうな店は見あたらず、仕方なく小浜に下る。帰りながら、街頭のないこの道を夕食後に走るのは怖かったかもと嫁さんと話す。そしてきれいな夕焼けが見えてラッキー。小浜に下ったところで食堂の当てがあるわけではない。やはり温泉街をちょっと走ってみて、無かったらリンガーハットと決めた。一方通行の裏通りを走っていくと、広い駐車場の「花春」というお店が見つかった。外観はきれいで、座敷もあるようなので、そこに決めた。メニューは、そばがあったり、ピザがあったり、という面白いものなんだけど、ビールセット(1000円)で選んだ「小エビの唐揚げ」や、「デラックスチャンポン」(1000円ほど)、「Aコース」(1200円ほど)のスープやエビフライはおいしくて満足。ホテルか旅館で働いていたシェフだからこんなにいろんな料理ができるのか?と嫁さんと話す。店を出ると、なぜかホーが怖がって「だっこ」としがみついて離れないので、温泉街をしばらく歩く。パン屋で朝食用にパンを買い、だっこしたまま車に乗せて帰る。そのままホーもサアも寝ずに、やや暴れながら帰った。暴れて、途中で車から降りざるを得ないほど、なぜか怖がった。長崎に着いたのは10時前だった。時間のせいだけでなく、一気に涼しくなったと感じた。旅行から帰ってから、クーラー無しでは寝られなかったのだが、久しぶりにクーラーをかけずに寝られた。

  • お気に入りの踊りの変遷

オーストリアから帰ってきて、しまじろうのDVDを久しぶりに見て、なぜか「かもめの水兵さん」がお気に入りに。旅行中は、「大きな栗の木の下で」を母親と何度も踊っていた。それ以前は、「ぎっこーばっこー引けば」で始まる歌や、「権兵衛さんの赤ちゃん」。その前は「キャベツの中から」。最初のお気に入りは去年の冬辺りの「グーチョキばーで何作ろう」だったかな。こういう歌にも、難易度があったり気に入るタイミングがあるのかなぁ。ちなみに、「権兵衛さん」を「ゴンベちゃん」とホーは呼ぶ。