やっぱり涙の再会



木曜日に嫁さんたちが実家から帰ってきて、案の定、子どもたちは僕を見て泣いた。まだ、忘れられてしまうような存在なんだな・・・。笑えるような悲しいような。しばらくは嫁さんにしがみついて離れてなかったけど、やっぱり5分ほど経つと、こちらの差し出したものを受け取ってくれたり、触ってきたりする。そしてすぐに元通りの関係に。嫁さんが別の部屋から戻ってきて「泣かなかった?」と聞いてきたので、「もちろん泣かないよ」と答えたら、実家に帰っているときは、嫁さんのお姉さんだけしかいない状況だと泣くそうだ。つまりお姉さん以上の存在として見てくれているわけだ。うれしい。

f:id:U_S_K:20081108143015j:image:right今日は雨の土曜日なので、家でのんびりするかーと思っていたら、お昼ごろに晴れてきたので、行きたかった雲仙の紅葉を見に出かけることに。離乳食とミルクを鞄に突っ込んで、1時に出発。2時前に唐比(からこ)の旬家(しゅんや)という農村レストランでバイキングの食事。子どもは離乳食。まだお腹がすいていなかったのか、離乳食の食いは悪かったけど、バイキングのそうめんはそれでも食べた。食後はレストランの裏の芝生で歩く練習。里帰り中、芝生の広場に連れて行ったら喜んで歩きたがった、ということで、でもその日の夜は興奮して寝付かなかったらしいけど、せっかく芝生があるので遊ぶことに。芝生はやわらかくて転んでも痛くないので安心。そんな感じで遊んでいたら雲が出てきて、雲仙に着くころには濃霧プラス雨。残念ながら有料道路を通って仁田峠に行くのは断念。でも雲仙温泉街に入る直前に見た山の紅葉はきれいだった。ちなみに途中通った小浜温泉は、ニュースではオバマ大統領誕生で沸いているとのことだったが、垂れ幕があるわけでもなく、通った限りでは平常通りだった。

紅葉も満喫できなかったので、そのまま帰るのは忍びないと、温泉に入って帰ることに。富貴屋(ふきや)Test Page for the Apache HTTP Server on CloudLinuxは一人1000円とちょっと高めだが、ぜいたくして入ることに。サアを僕が、ホーを嫁さんが入れるという方法で行くことにした。これまでも何回か温泉には入っているけど、すべて家族風呂か、かわりばんこ。今回のように分担して一度に入れるのは初めて。サアは、残念ながら入浴時間の9割は泣いていた。お湯につかっても体を洗っても泣いていた。でも風呂からあがって服を着たら、脱衣場を歩き回ったり、カゴを手押し車のように押したりしてご機嫌だった。ホーはしがみついていたけど泣きはしなかったらしい。富貴屋のすごいとこは、玄関前に黒服の男性が数人いて、車を入れる時も親切に案内してくたし、立ち寄り客なのにフロントまで荷物を持ってくれたり、帰るときは傘をさして車まで送ってくれたり、感動的だった。

紅葉の写真を一枚でも撮りたかったけど、雨も降り続いていて、結局撮れなかった。来年もきっと来て、今度こそのんびり紅葉と温泉を楽しみたい。