五ヶ月半の週末



f:id:U_S_K:20080331120258j:image:right どこにいっても満開の桜が迎えてくれる、ぜっこうの花見日和の今週末。土曜日はちょっと曇りだったが、それがまた花びらを浮かび上がらせてくれるので、そういう天気もまた良い。

 その土曜日は、11時前には家を出て、まずはヤマダ電機へ行き、来週末たずねる佐賀のいとこの子の高校入学祝として、ニンテンドーDSのソフトを買う。[rakuten:u-para:772656:detail][rakuten:book:12106835:detail][rakuten:b-surprise:10001833:detail]の3本。勉強の苦労を少しでも軽減できるようにと、とくに英語は単語を辞書で引くのが体力を消耗させるので、辞書機能のある(しかも信頼できるジーニアス)ものを選んだ。嫁さんと赤ちゃんたちは車で待機。

 その後はトイザラスへ行き、離乳食用のおかゆを電気炊飯器で炊ける容器を買いに。ついでにこれ[rakuten:keitai:10167949:detail]も探すが、未入荷らしい。プチプチはつまらなさそうだったけど、エダマメは結構魅力的だ。嫁さんも「ほしい〜」と言っていたし。前回来た時に大量にあったオーボール[rakuten:little-mammy:1412474:detail]だが、そのときは「高い」と思ってやめた。しかし新しい志向のおもちゃとしてやっぱりほしくなり、今回買おうとしたのだが、わずか数個しかなく、きっと子供たちに遊ばれまくって汚れているように思えたので、あきらめる。

 その後はニトリで花瓶を買いたかったのだが、お腹がすいたので腹ごしらえをしたくなった。昼食は、嫁さんの希望がラーメンだったので、時津あたりを適当に走って探すが見つからず、噂を聞く「てっぺん」に行ってみるが、2時ラストオーダーでぎりぎり閉店。前回もそんな感じで入れなかった。前回はその店の向かいにある「グリーンバンブー」という店に入り、こちらもおいしいという噂にたがわず、とくに「特製トルコ風ライス」は、サワークリームが効いてて新しい味。しかしグリーンバンブーは赤ちゃんを連れては入りにくい。しかたなく鳴鼓からニトリへ帰ろうとしたら、新装開店の回転寿司屋「寿司の鉄人」が。残念ながら座敷は無いが、ベビーカーに寝かせた状態でおとなしくしていてくれた。この寿司屋、なんかメニューが家の近所の「鬼平」に似てるなぁーと思っていたら、なんと鬼平にいた店員さんがいるのではないか。やっぱり同じ系列で、新規店が落ち着くまでの助っ人らしい。双子を連れてたびたびお世話になっていた店員さんだったのでびっくりした。

 その後はニトリへ。ガラスの花瓶1,000円、植木鉢400円を2個、などを買う。ここでは4歳くらいのハーフの双子を連れたママに話しかけられ、「この時期は大変だけど、2歳、いや1歳4ヶ月になればぐっと楽になる」といわれた。またその人は「上の子のときは写真をたくさん撮っていたけど、下の子たち(双子)のときは写真を撮る暇はなかった」と言っていたが、僕らは写真を撮りまくっている。「たいへんさ」って、双子の親の間でも、その「客観的たいへんさ」も違うだろうし、親の「主観的たいへんさ」もまたそれぞれで、双子親の間で「たいへんよねー」という言葉がよく交わされるが、実はその「たいへんさ」は様々なんだろうな、と思った。そして今日は帰る。

f:id:U_S_K:20080406103208j:image:right 翌日の日曜日は、前々から予定していた、大村で開かれる「双子・三つ子サークル」に出かけた。10時から大村の「こどもセンター」で。9時に家を出ようとしたら、ホーがお腹に広がるウンチをして、出発が15分ほど遅れる。それでもぎりぎり10時に着いて、広い和室に10組以上の双子家族と、一組の三つ子家族が集まった。初参加の人は僕らも入れて3組だろうか。僕らは、主催者の一ノ瀬さんと同じ時期に出産入院していたので、このサークルを知り、誘ってもらっていたのだ。僕らより3日遅くに男の子の双子を生んだ高橋さんと、僕らの子供が生後5ヶ月と一番小さく、ほかは1歳以上。はいはいの子、ヨチヨチ歩きの子、走り回る子と様々で、おもちゃ箱のおもちゃで遊んだりしていた。会としては、11時を過ぎてから、簡単な自己紹介と、活水女子大のボランティア学生さんによる絵本の朗読だけが、全員で何かをする機会で、他の時間はただただおしゃべり。僕はそんなまったりしたのが気に入ったのだけど、嫁さんは「手遊びとか教えてもらいたい」と言っていた。同じ月例の子がまだ寝返りをしていなかったり、他の子も5ヶ月くらいでミルクの量が180程度だったり、今は髪の毛が薄くてもいずれかわいくなると知れたりして、なにもあせる必要は無いと確認できて良かったし、なにより楽しかった。

f:id:U_S_K:20080406135259j:image:right サークルは12時にお開きになり、大村ジャスコへ。ジャスコに来た目的は、昼食や買い物だけでなく、隣の大村公園(城跡とたくさんの桜がある)で桜を見るのと、あわよくば大村競艇を、と考えてのこと。去年の今頃、まだお腹の小さい嫁さん(妊娠四ヶ月)と、初めて大村の国立医療センターを訪れ、その帰りに花見をし、また別の日に競艇をした。ジャスコでパスタを食べてから、そのレストランの向かいの店で念願のオーボールを買い(1つだけ買うつもりだったが、一人に渡したらなかなか離しそうも無いので、けんかにならないように2つ買うことに)、ガラガラと大村公園へ。嫁さんは「大村はいろいろあって良い所だねー」と感想をもらす。確かに大村は、国立医療センターもあれば、双子サークルもあるし、ジャスコもあるし、桜がきれいな大村公園もあるし、大村競艇もあるし(1回しかやったこと無いが)、嫁さんの好きなシュシュ(農家レストラン)もあるし、空港もあるし、インターもあるし、大村湾は見渡せるし、坂は無いし(長崎市よりは)、で、僕も「気持ちがいいところだなぁ」と思っていた。

f:id:U_S_K:20080406142833j:image:right 大村公園は、屋台も出て、双子ベビーカーが押せるほどの込み具合で、気持ちよくのんびり過ごすことができた。一回りし、チリンチリンアイスを買い、大学生と思しき男性5人女性2人ほどのグループの隣でホーにミルクをやり、嫁さんとオーボールでキャッチボールをして帰途に。ジャスコで晩御飯の買い物をして帰る。昨日買った花瓶に飾る花も買う。ガーベラとカスミソウと、葉っぱみたいなの。

 ジャスコでも大村公園でも「双子ちゃーん」の嵐。最近は人見知りをし始めて、昨日のニトリでも、人に囲まれたり、あるいは手を伸ばしてこられたりすると、「ううう・・・」と泣き出す。まぁ知恵が付いたということで、喜ばしいことなんだろう。見ず知らずの人が笑顔で話しかけてくれるのは嬉しい。

 最近の双子たちの様子を書き記しておく。朝は9時ごろ起きているのかな?僕が家を出るころ(8時半ごろ)は布団の中で、どっちが一方が起きてることが多い。最近は9時ごろに布団を敷いているが、なんども起きて泣くので、そのたびに嫁さんがおっぱいネンネ。一人につき3回ぐらいはしてそう。これが夜泣きというやつなんだろうか。先週末、僕が風邪を引いて以来、風呂に入れるのは嫁さんがしてくれ、時間も夕飯前と早くなった。僕は赤ちゃんを風呂場に運ぶ係りになった。たまに嫁さん一人で風呂に入れ終わっていることもあり、いったいどうやって入れているのかナゾだ。

 首は据わっているが、お座りはできない。寝返りは、サアが昨日1回、今日1回したが、ホーはまだ(横向きになるが、頭が起こせない)。よく遊ぶおもちゃは、かしゃかしゃ絵本、ドーナツ状のおもちゃ、振るとぽろんぽろんと音が鳴るおもちゃ、出産祝いにもらって最近投入されたむかでさん[rakuten:kikori:541580:image:small]、ベビーシッター[rakuten:baby-smile:10000293:image:small]についてるおもちゃ。「いないいないばぁ」で笑うようになった(まだ反応が薄いときもあり、そんなときは必死で「ばぁ〜」とやってる自分に無力感を覚える)。ハウステンボスで買ったドラゴンのモビールも動かせば見ている。

 先回りしてミルクなりをやれば、日中は滅多に泣かない。人見知りが始まったので、知らない人になでられたりすると泣きそうになる。家ではホーが活発で愛想もよく、大人から見ると社交的に見えるが、子育てサークルなどではホーのほうがないているらしい。このことについては前々から嫁さんが「サアのほうが外では愛想が良い」と言っていた。