自然の風景が好き



 自然保護に興味があるのだが、かといってディープに自然を楽しむタイプではない。小学生のころ毎年日本アルプスに父親と登ったり、大学生のころはバイクで尾瀬や北海道へ行ってはテントで寝たりしたような自然との関わり方だ。そんな僕が自然を好きだと言っても、自然の何を知っているの?と聞かれてしまいそうだ。が、「自然の風景が好きなのだ」と言ってしまえば良いんじゃなかろうか、と思いついたので書き留めておく。自然の風景は、生物だけ、遊び場としてだけでなく、広く森、海を捉えるわけで、ある場所だけを残して他を開発、というような考え方にも陥らない。そして多くの人が、自然をディープに楽しむよりも、ゆったりのんびり眺めて楽しみたいのではないだろうか。そういう人とも共感できるはずだ。これからは「風景が好き」と胸を張って言おう。