沖縄・石垣島旅行

  • 事前準備

今年の夏旅行は気合いを入れて沖縄・石垣島旅行。いつもは山梨の僕の実家への滞在を兼ねたり、九州内だったりで、あまり目的無く決められていた旅行先だが、今回は縁もゆかりも無い沖縄、さらに本島を超えて石垣島まで行く、いつにないテーマ先行型の旅行だ。テーマはずばり、サンゴ礁シュノーケリングであり、そのためには出費も惜しまない、くらいの気合い。

日程は前のブログの通り、2ヶ月前に決めた。あとは、細かい内容、足、宿、道具、などの準備に費やす時間だ。

内容は、本島では首里城国際通り美ら海水族館は行きたく、ついでに伝統に触れられる「琉球村」や博物館、中部では今帰仁城、フルーツ園などがあったが、時間の都合でどれだけ行けるか決まるだろう。晩ご飯を、市場の二階で食べるか、民謡酒場に行くか迷い、子供(小一男子)にも相談し民謡酒場になった。僕自身、民謡酒場は去年の出張でも怖くて入れなかった(スナックのイメージ)ので、どうなるか不安。

石垣島では、白保でアオサンゴ群落のシュノーケリングがメインテーマで、それ以外は、ビーチエントリーのシュノーケリングや海水浴、星砂探し、西表島で水牛車やマングローブカヌー、手作り体験(みんさー織り、ガラス、シーサー作りなど)、竹富島の集落歩きなどが考えられるが、天気がどうなるか分からないので、とりあえずシュノーケリングだけ宿の予約時に「着いた翌日」とこちらも予約して、あとはなりゆきに任せることにした。

足は、本島では車を借りないと美ら海水族館まで往復できない。最初、二日目の朝から夕方まで借りることを考えたが、美ら海水族館は高速使って100キロ程度なのに、ガイドブックには2時間とか、2時間半掛かると書いてある。そして石垣行きの飛行機は16:30発だが、空港が込むからその2時間前に車を返したほうが良いとレンタカー屋のサイトに書いてある。8時に出て2時半に帰ってくるとなると、2時間くらいしか水族館に居られない。それはどうかということで、前日から借りてコインパーキングに止めておき、朝7時に出発することに(朝食は6時半からだ)。

一方の石垣島での足も悩ましい。レンタカーは確かに便利だが、島でレンタカーはなにかつまらない、違う気がする、なにかが違う。天文台で星を見るにはレンタカーが無いと天文台までたどり着けないが、サイトを見ると観察会は予約で一杯ということなので、レンタカーにする必要性はさらに減り、やっぱり島はのんびりバス!ということで、5日乗り放題で大人2000円、子供半額のチケットを買うことに。市街でお酒を飲んでもバスでのんびり帰ってこられる。

宿は、本島では一泊だけする。本島はベッドが5つある南西観光ホテルが、国際通りの右上端(牧志駅前)にあり、朝食付きで28,000円ということで決めた。子供もみんな小学生になり、添い寝もできなくなった。夜のケバい国際通りから歩いて帰られ、朝食付きで、ベッド5つという条件は選択の余地が無く、きれいそうだったので早くに決めた(飛行機予約段階で決めた)。

問題は三泊する石垣島での宿だが、シュノーケリングをする白保の集落で、できれば同じ宿の泊まり、「根城」あるいは石垣島での「家」という印象を子供たちに植え付けたい。毎日移動していては「ホーム」という感覚は生まれないだろう。金銭面でがんばってホテルや新しめの民宿もちょっと探したが、子供たちには(嫁さんにも)過酷かもしれない、決してきれいでは無いであろう「民宿」に泊まるという賭けをすることに。石垣の民宿には、白保では「民宿白保」、石垣市街では何カ所か民宿に泊まったことがあるので、雰囲気は分かる(本土では民宿と言えば木造だが、沖縄では鉄筋)。とりあえず宿泊経験もあり、シュノーケリングサービスも行っている「民宿白保」に電話を掛けると、今年はやっていないという返事。シュノーケリングはどうなんだろうともう一度電話を掛けてみると、そちらもやっていないということ。で、他の所を探すと、新しめの民宿を除くと2〜3軒があるが、売店も食堂もある「マエザト」を選択。20年前にもあった民宿で、つまり年季の入った建物だろうから、家族に受け入れられるか心配だが、3泊できるのは他に見つからないこともあり、シュノーケリングも行っているので良いと思い予約。

道具は必要最低限を持って行く。我が家の旅行はスーツケースを持って行かない。すべて機内持ち込みレベルの量で済ましている。そこで、シュノーケルを借りるか、マスクのみ持って行くかで悩むことになる。僕は近眼なので、度入りの20年前のシュノーケルを持って行く。子供たちのマスクは、とりあえず1つ買ってみると、小一男子は毎日風呂で付けては潜って遊んでいる。シュノーケルでやっかいなのは、レンズの曇りと口呼吸で、それを解消するフルフェイスのマスクが去年あたりから出ていることを知り、ちょっと試してみたく1つ買う。我が家では「ちょんまげ」と呼ばれる形状だ。

どう考えても水が浸入しそうだが、YouTubeでの検証動画を見ても判然とせず、買って試すしか無い。やはり下の子は毎日風呂で使って、「大丈夫!」と言っているので、もう2つ買うことに。

他に子供たちは浮き輪も買って、あと僕でも日焼けは怖いので、ラッシュガードを買うことも考えたが、結局は冬用の長袖シャツのピチッとしたのと、下には海パンの下にやはり冬用の「ズボン下」をはくことに。サンゴ礁はサンゴで指や足をけがするのも怖いので、手袋も持って行った。着替えは石垣で洗濯するということで2日分。

長崎発那覇行きの便は、11時45分発しかないので、ゆっくり9時過ぎに出発。いつもの「サンスパおおむら」に5日間泊めておく。サービスの温泉入浴券(大人一人分)をもらう。空港で空弁を買い、ゲート前でノンビリ食べる。大村寿司と、角煮丼。少なめにして、那覇で軽食かおやつが食べられるようにしておく。
飛行機に乗ると子供たちは音楽を聴きたがるところが小学生らしい。そろそろ上の子たち(小5)は好きな歌の傾向が出てくる頃か。那覇上空が混んでいて、出発も遅れたが到着も30分ほど遅れた。今日の予定は、首里城国際通り。16時からの首里城ガイドはパスするとして、16:30からの琉球舞踊は琉球村などに行かない代わりにぜひ見たい。18時から国際通りを歩くとして、時間が空けば博物館にと思っていたけど、レンタカーで首里城に向かうと、那覇市街の渋滞で首里城にたどり着くのが遅れ、首里城の駐車場の2時間制限(入るとき「二時間以上いられるのか?」と聞いたら「首里城は二時間で充分見られるから、それくらいの時間でお願いする」という不思議な回答)いっぱい使っても、もう5時になる予定。

首里城では子供たちがスタンプラリーにはまり、きっとモノを見るより、スタンプ押したいだけだろうという気もするのだが、大人としては子供たちがサクサク回ってくれるのでありがたいかも。守礼門はイメージより小さめだが、沖縄独特の曲線を描く石垣が美しい。琉球石灰岩がきれいにカットされ積み上げられているため「絶対に人工石だ」と言っている人も居た。

たまに雨がサーっと降るので、蒸し暑く、ちょうど舞踊が始まるころにステージ前につき、ステージ裏の休憩所で涼んだり、子供はスタンプラリーに出かけたりしてちょうど良い休憩タイム。舞踊の独特なメロディーと動き、目力に子供たちも楽しめた様子。

玉座のある建物は、なんと修理中で足場が掛かってる。こういうのホントにイヤ。入場料を安くするべき。せっかくなので、漆を塗っている様子を動画に撮る。紅型や掛け軸の動物(猫とかめずらしい)、南国風の庭園を鑑賞し、琉装のおじさんにスタンプラリーの道順を教えてもらったりして、下の子は全20個集めて景品をもらい、そのスイムイ館で冷たいものを食べる。マンゴージュース、塩バニラアイス、龍樋ソフト、シークアーサージュースなど。

5時も過ぎたので国際通りに向かう。またなかなかの渋滞。明日の朝まで泊めておく駐車場は、牧志駅となりのさいおんスクエア。ちょっと高めだけど、安全性も考慮しての選択。一泊(12時間プラス1時間)1300円だった。ホテルに荷物を置いて、国際通りに出る。さっそく土産物に引っかかる。ちんすこうの安売りとか、ちん○すこうとか、カエルの皮財布とか、指ハブとかで遊びながら、公設市場へ。カラフルな魚を見ていると「二階で食べますか〜」と頻繁に声を掛けられるので、できないのがちょっと残念。17:15から民謡居酒屋「地酒横丁」を予約しているので、子供たちは急いでアクセサリーを買ってる。ダイコク薬局裏と記憶していたお店だが、ダイコク薬局が2つあって、客引きのお兄さんに教えてもらってようやくたどり着く。

ジーマーミ豆腐や海ぶどう、ソーメンチャンプルにオリオンビールなどをいただきながら、沖縄民謡ライブが始まる。下の子も手拍子などしてノっている。上の子たちも歌い手をじっと見てる。最初は何だったか、それから汗水節、涙そうそう、ティンサグの花、オジイ自慢のオリオンビール、最後はノリの良い曲でタイムで、「上に上げた手を、ふすまを開けてー、閉めてー、とするように」という説明に従い、みんなでゆらゆらする。ノリの良いおじさんは後ろから前まで出てきて踊っている。下の子もおじさんのところに行って踊っている。7時30からの部だけ見る予定だったが、8時半からのも見て帰る。

店が閉まり始めた市場前の通りを迂回して帰る。

6時に起きて出発の準備を済ませ、6時半には食事会場へ。大人は時間を気にして焦るバイキングだが、子供たちにはゆっくり食べてもらいたいので、モノレール見たり、「昼ご飯の分まで食べておくように」と余裕をかましてみる。ほぼ予定通りに7時過ぎには車に乗り、ナビに従い美ら海水族館へ。どこから高速に乗ったか覚えていない・・・。高速を降りて、名護を通過し、本部へ向かう。ホテルから90キロ程度なのに、所要時間が2時間とか、レンタカー屋では3時間とか言われ、それはおそらく下道に時間が掛かるんだろうと恐れていたのだが、名護市街も普通に流れ、海沿いの道では海の色に感動し、瀬底島に渡る橋を横目に、水族館には8時半に到着。サンゴ礁水槽、ジンベエザメの立ち泳ぎ、マンタの宙返りも見て、深海生物も怖々見て、かなり満喫した。大水槽横のカフェでノンビリすることを考えていたけれど、そんなことしなくても楽しいし満喫できたので、2時間半滞在して11時には退館の準備。水族館内でTG−3のLEDライトガイドを落としてしまい、探すも見つからずあきらめて帰る。なんとしても石垣島に行かなくてはならず、早めに那覇に帰りたい気持ちはあったが、短時間でも大水槽を楽しみ、お土産もゆっくり見て、子供たちも満足できたみたい。帰り道はちょっと瀬底島に渡る橋も渡ってみて、昼ご飯は名護でもSAでもなく那覇に帰ってからゆっくり食べることにして、一路那覇へ。ナビでは空港近くのレンタカー屋に向かうのでも那覇ICで降りろと言われるのだが、それは無視して那覇空港自動車道(無料)を使って空港の南へ。終点で降りてからは、ナビの地図が新しい道路に対応しておらず迷ったりもしたが、昼飯の候補として「沖縄にはA&Wというハンバーガーチェーンがある」と言ったらそこで良いということになったので、レンタカー屋に一番近いA&Wハンバーガーとルートビアをイートイン。ハンバーガーはしっかりしたバンズで美味しい。ルートビアは何かに似てるが思い出せない香り、と思っていたがサロンパスと判明。子供たちはマズイと言っているが、後日石垣島で、味を思い出すためもう一度飲むことになるとは思ってもいない。

レンタカーを返し、レンタカー屋でノンビリし、余裕で那覇空港へ。16:30の便で、土曜日だが、空港はそんなに混むわけでも無く、スムーズに手荷物検査を終え、飛行機に乗る。ここから先は、僕も20年ぶりだから、どんな風に変わったのか若干不安。

空路は途中で宮古島を見下ろし、やがて石垣島へ。白保に移った新空港も初めてだ。移設に関して「白保を守れ」という保護運動があったが、その経緯はどうだったのだろう。この空港建設は自然保護も配慮されてのものだろうか。ともかく白保に到着。インフォメーションで白保集落に行きたいのだけどと伝えると、4番と10番のバスでと伝えられる。フリーパスはバスで買えば良いことも確認する。ついでにくれた全路線の時刻表は、やはり役立った。

バスで白保に向かう。サトウキビ畑を見ながら、夕方の薄曇りの中をバスは進み、空港から3つほどで白保小学校前のバス停に着く。降りたバス停付近には、とりあえずだれも人が居ない。小学校の前を通り、郵便局を過ぎればすぐに「民宿マエザト」に着く。家族に民宿の名前は伝えていなかったが、ほーはバスの中から見つけていたみたいだ。チェックインカウンターなど無いから、1階の売店の人に声を掛けて、お姉さんに案内してもらう。名前や住所を書くことは、最初から最後まで無かった。部屋はロビー脇の二部屋を使うこととなり、お風呂や洗濯機、トイレの場所を教えてもらう。冷蔵庫の使い方(自分のものに名前を書く)、ごみの分別の仕方も簡単に説明を受ける。到着時から、親子3人の家族がいて、子どもは小学3年生の男の子。毎年八重山に来ているようで、うらやましい。

予約時から、「朝食や夕食の提供はしていない」と聞いていたので、どうなるかと心配していた。早速晩ご飯を食べなければいけないが、白保には食事処が特にない。マエザトは食堂もあるのだが現在は昼のみの営業のようだ。泊まっている家族は「市街で食べたり、売店で買ったり」と教えてくれたが、僕らはレンタカーも使わないし、バスで市街に出る気ももう無い。かといって売店のおにぎりでは寂しい。ということで、事前に調べたところではマエザトの裏に「半野外」の食堂があるとのことだったので、暗くなる前に僕一人で探しに行く。看板などは全くないが、食堂らしきノボリの立った建物があるので、除くと準備をしている。今日は開いているのか確かめて帰り、家族が安心して食べてくれるか不安になりながらも連れていく。

実はこの「ばさなり食堂」がなかなか美味しくて、ソーメンチャンプルやパパイヤチャンプルなど沖縄のさっぱりした料理を食べ、ミミガーなども頼んだ気がするが、ちょっと味が想像できない料理には挑戦できなかった。帰って、共同の風呂場でシャワーも浴び、クーラー掛けて寝る。

8月5日 シュノーケル、ミンサー織り下見、夏の間も眠りが浅く、旅行中はなにもかも忘れてぐっすり寝られればと思っていたが、まだ夜が明ける前に目が覚めて、外から聞こえるアカショウビンの声をぼーっとした頭で聞く。

8月6日 ミンサー織り体験、竹富島
今日も夜明け前に目が覚めるので、ちょっと海岸まで出てみるかと一人ででかける。道にはフクギの身が落ちて踏まれて腐って、独特の濃厚な、酸っぱいような青臭いような匂いを発している。海岸に出ると、岸から遠く離れたリーフで波が砕ける音が聞こえる。ザザーっという音が遠くから響いてくるのはサンゴ礁特有で、20年前にも聞いたような、聞いてないようなー、でも懐かしい音だと思い出した。


8月7日 川平湾、長崎へ
前日の夜にバスターミナルで待っている間に、白保からバスに乗り、石垣市街で乗り換えて名蔵アンパルなどを通って川平湾に行き、そこからヤエヤマヤシ群落を通って空港に着くというルートが成立することを確かめたので、あとはバスを逃さないように気をつけるだけだが、さすがに長崎に帰れなくなるのかも知れないので緊張し、やっぱり今日も朝早く目が覚める。そしてまた一人で海岸へ行く。子どもたちにも朝焼けの海を見てもらいたかったが熟睡しているので、一人で静かに見るのも大切と思い出かける。アカショウビンが電線にとまっているように見えたが、カメラを出す間に逃げられる。帰りにようやく定食屋である「」を見つける。朝ご飯のふわふわ卵焼きを食べに来ようと思っていたのだが、見つけられなかったのだった。
 いつもの朝ご飯を食べ、一緒に泊まっていた家族を見送り、僕らも代金を支払い(家族5人、3泊、シュノーケル代込みで6万円!安い!)、荷物をまとめて出発。
 まずはいつもの「白保小学校前」バス停でバスに乗り石垣市街のバスターミナルに向かうが、「登野城小前」で降りて、バスターミナルから川平に向かうバスを捕まえる予定だったが、「アートホテル」でも捕まえられるのでそこで降りる。一応ホテルで川平行きが来るのか聞いて、バスがホテル敷地内のバス停に入ってくるのか確かめる。なにしろ一本でも逃すと川平に行けず、直接空港に向かわなければならない(あるいはタクシーを捕まえてバスを追うか)。無事に、川平行きバスに乗り、僕も初めて通る石垣島西海岸・名蔵アンパルを眺め、「フーネ」とか不思議な名前のバス停を過ぎ、一車線の森の中を木漏れ日浴びながらバスは進み、川平のバス停に着く。

実は川平で過ごせる時間は30分ほどしか無い。松林を通り海岸へ降りる。おー、確かに、写真でよく見る風景だ。点在する島にはもこもこと木が生え、島自体も海からこんもりと盛り上がっている。並ぶグラスボート、緑の海、白い砂!と写真を撮ったり砂を瓶に詰めたりしている家族を置いて、僕は帰りのバス停を確認に行く。見つけて戻り家族を呼び、また一人で急いで売店に行きゴーヤジュース(パイナップル入り)を買い、子供たちともアイスを買う約束をしていたのでブルーシールを一人ずつ選んで買い、トイレに行き、逃せないバスを無事捕まえる。乗客には外国人も(西洋人も)多い。

あとは米原のヤエヤマヤシ群落を見たり、北海岸の海水浴場近くのバス停で乗り降りする人を見たり、石垣島唯一というトンネルをくぐったりして石垣空港に無事到着。

白保小前823→849登野城小前900→936川平公園前1007→1050石垣空港 
さらに空港から民宿に荷物を取りに行く。(石垣空港→白保)は(1100→1107)か(1115→1122)。(白保→空港)は(1118→1125)か(1128→1135)。

なぜか空港でおもちゃを買う癖がついた下の子は、売店でおもちゃをさがすが良い物無く、つまらないものを買わないようになだめる。行きの那覇空港の巨大な売店で見た「車輪の出し入れができる飛行機」が、那覇空港(ただしゲート前)の売店で見つかるかもねと期待を持たせて・・・。

実はANAのゲート付近の売店に「車輪出し入れ・・・飛行機」が無いことは、来るときに確認済みだった。でも那覇空港での乗り継ぎにちょっと時間があったので、JALのゲートまで足を伸ばすと、あった。そして買った。ANAのゲートに戻り、さっそく開けて、音が出るのが他のお客さんには迷惑なので絶対機内では音を出さないことと言い含める。しかし指が当たって音が出ることが度々あったが、飛行機のエンジン音もスゴいので(そしておもちゃの音もエンジン音なので)あまり目立たなかったのは幸いだった。

「帰りたくない」といっていたほーが、長崎空港から駐車場までの送迎バスの中で行った言葉が、「パパが出張(去年の11月に沖縄本島に行った)から帰ってきたとき、こんな気持ちだったんだ・・・」。僕が2年続けて沖縄に行った気持ちが分かったみたい。