バイオパーク



ゴールデンウィークに何かしたいとは特に思わないのだが、何もしないとやはり損した気分になるので、とりあえず初っ端にバイオパークで成果を作ることに。

ゴールデンウィークのバイオパークはスゴイ人で、臨時駐車場が何カ所も作られるほどだと知っている我々としては、8時に家を出て開館直後に先頭集団としてゆったりした中で回ることを計画。ところが前日の予報では「曇りのち雨」という天気。朝は降っていなかったが、行く途中から小雨がぱらつく。子供たちは車内でてるてる坊主を作り出す。10体ほどをフロントガラス前に置き効果を検証することに。

これまでコンビニの端末で前売り券を買っていたのだが、どうやらそういう割引制度は無くなった様子。これも便乗値上げの一つかと恨めしく思いながら購入。

到着するころには雨がやんでいる。これで子供たちが「祈れば通じる」とか思い込んだらいやだなぁとか思いながら、この雨のおかげか全然混雑していないバイオパークに拍子抜けする。しかし入場ゲート前の売店をうろついているウチにもう降ってきて、先が思いやられる。

ラーマのゾーンが坂を上り切った広場にできていて、さっそくまったりとしたタッチングを体験できるのは、良い配置換えだと思った。3歳の下の子もニンジンを上げて「おいしい?」と真剣に質問している。

いつも餌をあげるフラミンゴはやや満腹気味なので(妻が鳥インフルをおそれていたのもあり)今回は見るだけ。

カバの餌やりが11時半からなので、時間つぶしも兼ねてザリガニ釣り。これもほぼ運任せなのだが、子供たちはどうしても競争のようになり殺伐とすることを怖れたが、大人が冷静になることで、子供たちもまったり釣りを楽しんだ。一人7〜8匹釣ったようだ。

カバの池には、坂道を下っていかなければならない。それは、また上ってこなければならないことを意味するので気が滅入るが、最近「カバの体型はやはりすごいのでは無いか」と思い始めた自分としても、カバの餌やりはぜひ体験してみたいところ。ベビーカーを押したり引いたりしながらカバの池に行く。餌はキャベツで、上からカバの口めがけて投げ落とすのだが、カバの大きさや形から遠近感が掴めず上手く口に入れられない体たらく。上の子が投げた1切れ(キャベツ8分の1個)は上手く入って喜んでいた。

食事をし、昆虫館を見て(下の子はカブトムシやクワガタにかなり魅力を感じたようだ。でもやはり標本より生きているものに興味があるようだ。大人としては標本で比べることにも面白さを感じるのだが、子供は生きている昆虫に何を感じているのだろうか。)カピバラゾーンへ。やはり子供たちには親しみやすいようだ。ガチャガチャの餌より笹の方が引っ張り合いができたりして楽しかった。

僕はもうこのあたりで疲れていたので、リスザルを見て帰る気満々。リスザルの森の手前にある店でアイスを買うことで子供たちを誘導する。リスザル大好きと書いてある幼虫を買ってみたところ、食いつきが良すぎてあっという間に無くなる(奪われる)。怖くなった上の子は今度はレーズンを買うのだが、こちらは余り食べないので、子供たちはがっかりしていた。でも小屋のリスザルはちょっと飢えているので、そちらに無事食べてもらい満足して帰る。大人はかなり疲れた。