サナギになってた



梅雨の中休みで3日ほど晴天が続いている。昨日の夜は涼しくて、夜中は寒くて目が覚めるほどだった。

朝、カブトムシを見に行く。2つある小さなケースでは、どちらでもなぜか幼虫が地表に出ていることがあって、どうしたものかと心配していた。ちょっと土が乾きすぎていたのかも知れない。サナギがケースの壁面から見えるように、段ボールで周囲を囲っている。

で、今朝、片方のケースでは、やはり幼虫が体半分地表に出している。もう片方のケースでは、なんと、やはり地表に体半分出してサナギになっていた。オスだった。とりあえず手で土を固めて蛹室を作ろうとしたが、乾燥しすぎだったので水を加えながら作る。子供に見せたいので、壁際に作るが、うまく羽化できるかな。(ネットで調べると、トイレットペーパーの芯を縦に置き、その中に蛹を入れておいても羽化するらしいので、大丈夫であることを祈る。)

もう片方の幼虫も、蛹になるのかもしれないので、蛹室を作って入れておく。そのときやはり水を足してわしわしかき混ぜたので、もしかして他にも蛹が居たりすると、蛹室が壊れてうまく羽化できないのではと考え、すくうように掘り起こしてみると、やはり一匹、メスの蛹が出てきた。蛹だけもう一方の、オスの蛹がいるケースに移した。

夜、暗くなる前に、子供たちと蛹を見た。びっくりしていた。そのブームに乗り、風呂上がって寝る前に、ライトを持って庭でセミの幼虫探し。簡単には見つからないと思っていたが、羽化直後で抜け殻にぶら下がっているまだ白いクマゼミが2匹もいた。ほかにニイニイゼミの抜け殻も3つほど見つける。ホーは「セミの赤ちゃん」と言っていた。