また4泊、上の子達を長崎に連れ帰って一緒に過ごした。
言い訳をしたり、人のせいにしたり、「知ってるから言わないで」と怒ったり、いろいろ高度化し複雑化している（というかまた反抗期みたい）。
エネちゃんという架空の友達が子供たちにはいて、どうもホーが作り出したのだけれど、サアも友達として言うようになった。どうも中学生で、優しくて（「怒らない」そうだ）、いろいろ教えてくれて、家に行った時にいろいろなことを経験して（「これエネちゃんちでしたことある」とか言う）、で引っ越してしまったらしい（「エネちゃんに会いたいな」と言う）。引越のくだりは、最近幼稚園のお友達が二人引っ越してしまったことで出てきたのかも知れない。
かってジュエルペットのことをジュエルチャブと言っていて謎だったが、ジュエルチャームというアイテムがあるらしい。
- 大村公園の桜
毎年恒例（と言っても妻とリー不在の3人だけで）大村に桜を見に行き、ついでにスイーツ食べ放題（さくらカフェ）に参加した。数日前のラジオで今年初開催という情報を聞いたのだった。着く直前に、サアが車の中でサイドブレーキの後ろに立っていて、発進時に後ろに尻餅をついたので、僕が「あぶないから座ってなさい！」と言うと、ホーも「ホーのシールぐちゃぐちゃにしないで！」と、尻餅でシールが潰されたらしく強く怒った。するとサアは黙り込み下唇をつきだして泣くのを我慢。しかし我慢しきれず窓の外を見ながら声をかみ殺して泣いている。かわいそうだった。ちょっと落ち着いた頃、ホーにあやまるように薦めたら、「怒ってゴメンね」と言っていた。もしかしたら僕が注意したのも引き金だったかも知れない。子供たちはよく「やさしく怒って」と言う。僕自身もそうしなくてはいけないが、子供たちの間でもそうして欲しいと思う。
泣いてもすぐに立ち直るのは子供の良いところ。駐車場はいっぱいで車を停めるのは難儀したが、さらにスイーツバイキングは並んで待たなくちゃいけない。てっきり整理券とか出して、待ってる間に桜見られると思ってた。でも数日前から食べ放題を楽しみにしていた子供たちに、美味しい物を食べるためには辛いことも我慢しなくてはならないと教える良い機会だと思って並ぶことに。前日に公園へたこ揚げに行って以来（長崎のたこ揚げ（ハタ揚げ）シーズンは春）、地面に絵を描くことを覚えた子供たちは、絵を描いたり、砂を集めたりして上手に待っている。１５ｍほどの行列ができていたが、30分くらいで入場できた。
待ってる間に食べてる人のテーブルを見て、「結構おいしそうなケーキがあるんだな」と思っていたが、いざ取りに行くと和菓子や包装された洋菓子ばかり。プリンもない。すぐに品切れになるそうだ。で、薦められた生クリーム入りの大福を子供たちにやり、僕はロールケーキをもらい、とりあえず席に着く。やっぱり「スイーツ」というとケーキが食べたくなるよね。写真を撮ったりしていたら10分とかすぐ過ぎる。そのうちケーキが到着したので、ショートケーキとチョコレートケーキを子供たちに取る。しかしうちの子達はいつもゆっくり食べるのになれているので、小振りのケーキですらもなかなか消費していかない。それでも、他に和菓子やら洋菓子やら、シュシュのアイスクリームやら、9点ほどを消費。30分がんばった。ちなみに入場料は大人1200円（前売り1000円）未就学児は無料。もし子供たちにも料金が掛かったらとても参加できない。1200円あれば、僕と子供だけなら普通にケーキ屋さんで満足に食べられるのだけど、「食べ放題」という禁断の果実を一度経験しておくのも良いと思って・・・。
子供たちは花よりもケーキ、そして縁石を渡り歩くのに熱中した今年の花見だった。（桜も見て「きれいだね〜。桜大好き〜。」とも言っていた。）確かに、歩道の縁石や、デパートの床の模様に沿って歩くのが、子供の頃好きだった。歩くことにすら遊び心を発揮する時期なのか。
他の日は、まず幼稚園で遊ばせてもらって昼に焼きそば食べて昼寝してという一日。また、諫早こどもの城に行って（白木峰高原の菜の花はまだ早かった）帰りに飯盛月の丘温泉といういつものコース、そしてリーの命名書を墨で書き近所の公園でたこ揚げしてから鯉のぼりを買いに長崎市街へ、という感じの4日間。佐世保に連れ帰って別れる時、今回は二人とも泣かなかった。長崎にいる時、ホーが自分から「今度は泣かない」というようなことを言って軽く約束したからなのか、それほど淋しくなかったのか、別れるのに慣れたのか、ちょっと複雑な気持ち。4月に入ると仕事が忙しくなるので、あまり連れてくることはできなくなる・・・。
低気圧のせいか、この期間中に頭痛のする日が2日ほど続いた。あと夏に痛めた首も同時に２日ほど痛んだ。
