息子(新小5)が富山に来た

3月19日に長崎に帰るつもりだったが、朝からの疲れにより1日延ばそうとし、午前中をのんびり過ごしたら元気が出てきたので、車で西に向かい始める。家を出る前に福知山のカプセルホテルに予約を入れる。6時間で福知山に着いたが、カプセルホテルはやはり音が気になり眠れない(当たり前だった・・・)。

20日夜7時になんとか長崎着。

翌日から、前の職場に赤外線カメラを返し、薪ストーブを掃除し、天井裏ネズミ問題に対し燻蒸し床下通気口を5ミリメッシュの網で塞ぎ、その上での最終結論として「屋根裏に住んでいるわけではなく、餌を探しにたまに入ってくるが、侵入口はわからない」と考えた。エアコンの貫通穴はシリコンで埋められ、浴室乾燥機の排気口も考えにくい。基礎と壁の継ぎ目を指でなぞってみると、玄関の複雑な形状の箇所で、壁内に侵入できる3cmほどの穴があることがわかったので、そこも金網で塞ぐ。

楽してJRで行き来したかったが、無理して車を選んだのは、なんと言っても荷物を積み込めるから。特に、勉強机、自転車、シーリングライトは郵送しにくい(大きすぎたり、軽すぎたり)。欲を言えばベッドが運べたら良いと思ったが、もっともシンプルなベッドは上の子達が使っているから持っていけないとして、一人用に最後に買った、収納の多いベッドは重いので諦め、中程度のものを積み込もうとしたが長さで無理。そして体積的にも勉強机や椅子を入れると難しそうだと判明。やたらとおもちゃと服が多いので、ベッドを諦めても車は満杯になった(フリードスパイク)。

26日10時に長崎を発つ。天気は雨で、9時の予定を10時にずらした。その日は、福岡で車の横転事故、富山で記録的強風が吹いたと後で知った。10歳児には10時間を車でカンヅメにされるのはかなり苦しかろうと、前日ブックオフで買った漫画を持ち込んだり、SAでトミカを買ったりしてだましだまし倉敷に到着。倉敷のスーパーホテルは大浴場が小さく、男性の入浴時間もゴールデンタイムにかかっておらず、男児には使いにくい。

27日も早立ちし、順調に進んだので明るいうちに富山に着く。くら寿司に寄って寿司を買い、ビールで乾杯。

息子とは昨夏に2週間の共同生活をしていたので、怖さは軽減されているが、仕事と家事の両立は初めてであり、それが1年以上続くので、早く効率的な方法を見つけなければならない。息子にも自分のことは自分でしてもらわなければならない。

とりあえず買い足したものとして、

段ボールが切りやすいハサミ 800円

水切りカゴの箸立て 800円

フライパン 8000円

インフィニティチェア 10000円

息子用スマホ 5000円(あくまで緊急連絡用で、ゲームはできず、1日1時間、なぜか欲しがった歩数計のみ新規インストールした)

子供用ハンガー 100円

レンジ・トースター台 ニトリのNクリック2個 4000円

IHコンロの台 (板40cm×60cmと足はツーバイ材)1500円

皿、お椀、箸 4500円

計 34500円

あとベッドをなんとかしたい。

4月6日は始業式。前日には早起きになれさせておきたかったが、なぜか9時起き。6日も苦しみながら7時前に起きたが、いつも通り食事がゆっくりで、着替えものろい。7時半に出るはずが、そのころはまだ、7時過ぎから続く食事中。45分に慌てて家を出て、8時に学校に着く。他の転校生も入り口にいたのでホッとする。転校生が集まる部屋にはほかに4組ほどがすでにいた。同じ5年生の「班長さん」から集団登校の集合場所と時間を説明してもらい、息子は体育館へと向かっていった。

僕自身は転校したこともなく、というより転校するのは絶対イヤだと思っていた。小学生のとき引っ越しの話が出たので、親に抗議したくらいだ。去年の3月に、富山に転校するのはどうかと息子に聞いた時は「長崎の友達と別れたくない」と言われ、夏には「家族みんなと富山に来られたら良い」と言われた。それでも来てくれた息子に感謝している。富山での生活が楽しく成長につながるものになるように、見守らなければならない。