ガンダム家族で見てる



夕食後に家族でガンダム見るのが日課になった。毎日見てる。とくに妻が見たいようだ。下の子はたまに「怖い」と言っていて、なぜか主題歌が始まるとトイレに行く。上の子達はDVDに付いてたブックレットと照らし合わせながら「ここに書いてある」とか言ってる。アイキャッチの「ショウ!」だか「シュウ!」だかをみんなでまねして誰がうまいか競っている。

一週間ほど見ていろいろなことを感じる。まずエンディングの歌が暗いということだ。「振り向かないで」「おまえが捨てたふるさと」「少年の日」「暖かいぬくもりの中で目覚めた朝」「男は涙を見せない」「この幸せを守り抜け」など、曲調と画像とも相まって印象に残るのだが、どちらかというとテンションを下げる方向の印象だろう。僕が幼稚園の頃見ていたのは再放送だが、毎日この歌を番組の最後に聞いていたかと思うと、どんな影響があっただろうか。

幼心にもカイの言動には苛ついた。

今、ガルマとシャアの敵コンビが登場しているが、最終的にガルマは親友だと思っていたシャアに裏切られて、フィアンセを残して死ぬことになる。この後、カイとミハル、ミライとスレッガー、ララァなど、悲劇はつきない。愛する者を失うことと、そして友人と思っていた者に裏切られること。これらが幼稚園児にどんな影響を及ぼしただろうか。