合指症・出生届・退院



有休をもらって水の晩から佐世保へ。17日(土)に長崎で仕事があるので、できれば16日に退院したい方向で進めることにした。水の昼に、嫁さんから深刻そうに始まるメールが届く。なんと、リーの脚の指が、人差し指と中指とが完全に分離しきってないという。合指(肢?)症とかいうらしい。両足とも。ちょっとだけびっくりしたが、些細なことだと思い直す。五体満足で生まれる方が、奇跡だと思う。

実際に病院で見てみると、たしかに根本の方がくっついているというか、「股下が短い」感じ。生まれてすぐに、看護師さんが指を数えるのを隣で見てて、僕もちょっとだけ指を見たんだけど、気づかなかった。小児科、産婦人科の先生によれば、1歳すぎたころに分ける手術をする、切り離したところには皮膚を移植する、ということらしい。まぁおいおいどうするか考えていく。出生証明書を病院からもらう。

f:id:U_S_K:20120315120324j:image:right妻の実家では子供たちがお出迎え。一緒に風呂に入り、一緒に寝る。大人用の布団を3つ敷いてもらっているのだが、二人ともくっついて寝るので、1.5枚で足りる。翌日は、佐世保の市役所に出生届を出しに行く。長崎でしか出せないと思っていたけど、母子手帳を長崎まで持って行かないで済むという点で、佐世保で出すことに。でも窓口では「住民票の登録に7日から10日かかるけど良いか」と聞かれた。そこはもうちょっと早めにして欲しい。2時間分の駐車サービス券をもらったので、市役所前の弁当屋で僕の弁当を買い、子供たちは家から持って来たプリキュアのコルネを食べることとし、市役所裏の公園でちょっと遊び、ささっと昼ご飯にする。変わった遊具が多く、サアはちょっと年下の男の子と追いかけっこをしたり(「べろべろべー」とか言っていたけど、たぶん遊んでやっていたんだと思う)、ホーはブランコが気に入ったみたいで強く押してやったり、良い天気で楽しく遊んだ。

f:id:U_S_K:20120315160227j:image:rightそれから病院へ。病院ではサアはいつもお絵かきをしてる。それから病院裏の公園に行く。登れそうな木があったのでさせてみたら、ホーの方が得意なようで(一度落ちて石で背中を打ったが)、サアがすねて泣きながら公園を出て行くので困った。病室から帰る時もママと別れるのがイヤなのか泣いて、やっぱり両親ともと別れて過ごすのは辛かったのかなと思ったりした。

f:id:U_S_K:20120316115356j:image:right翌日は10時に退院というので、9時過ぎには出る。先生の都合が付かず、最後の診察がやや遅れ、家には12時過ぎに帰った。レンタルのベビーベッドを組み立てて、ガラスのはまった引き戸が重くて、子供たちが苦労して開け閉めしているので、滑車を新しいのに交換したらむちゃくちゃスムーズに動くようになった。