お諏訪さんへお宮参り



 この3連休にお宮参りをしてしまうことにした。現在僕の両親が住んでいる山梨から、名古屋を経由して母親が出てきてくれた。最初は飛行機で来てもらおうとしたけれど、10日ほど前に予約をしようとしても(飛行機往復+ホテル一泊つきのビジネスパックで名古屋から4万程度のチケットを狙っていた)、すでに満席で、この連休はあきらめかけていたが、次週に伸ばせば寒くなるだろうということで、新幹線で来てもらうことにした。名古屋から3万5千円ほどだった。僕の家に一泊して帰る。

f:id:U_S_K:20071124114617j:image:right 行き先は、長崎なら迷うことなく諏訪神社。先週が七五三の日らしく、今日は人も少ないだろうと思い、10時半に諏訪神社に着くように行った。諏訪神社の階段の真ん中あたりに駐車場があるので、もちろん階段を車で上れるわけはなくて、回り道(すごい坂を登る)をして行く。そんなに多くの車が停められる場所ではないので、もしかして他のとこに行かなくちゃ行けないかもと思っていたけど、3台ほど空きがあって無事停められた。嫁さんの両親と合流して、申し込みをし、待合室で10分ほど待ち、11時に名前を呼ばれて、15組ほどの家族と奥の間?へ。七五三の人、安産祈願の人、それからお宮参りの人が一緒に祝詞をあげてもらう。「かしこみかしこみ〜」とか「○○の家に生まれたる〜長女サア〜次女ホー〜」とかと神主さんが(神様に対し?)お話しする。太鼓と笛の音に合わせ、巫女さんが鈴を鳴らしながら歩く(踊る?)。ドンツクドンドン、ピーヒョロ〜、と、なかなかポップでノリやすいリズムだった。日本人のDNAに響く。デジカメのボイスレコーダーに録音しようと思ったけど、撮影禁止とか書いてあるし、ボイスレコーダーは良いのかなと思いながらも、録音はしなかった。赤ん坊たちはずっと泣かずにいい子だった。玉ぐしを奉納しお神酒をもらい(僕は運転するので飲めない)、記念撮影して帰った。失敗は靴下に穴が開きかけだったこと・・・。しまった。

 その後は12時から予約してあった慶華園へ。諏訪神社に程近い、中島川沿いにある中華料理屋。5階の個室でコースを堪能する。お店に入ったとたん、二人とも大泣きして、お乳とミルクをもらっていた。

 あまり宗教ごとは好きじゃないけど、身近な異文化体験のようで楽しかった。中華料理屋で親たちが「気休めかもしれないですけどね〜」「でもその気休めが大事なのかもしれないですね〜」と話していたのが印象深い。宗教って奥が深いというか・・・。