5歳児のあさきゆめみし



5歳の娘たちは年長さんになった。早いものだなあ。

その娘たちにと買った「あさきゆめみし」だが、改めて見てみるとちょっと大人向けすぎたかと不安に。しかしなぜか良く開いているページが、六条御息所が生き霊になって葵の上を取り殺す場面。そして顔の区別が付かない。1ページめくっただけで「この人はこの人?」と聞かれる。場面の説明として「六条ちゃんと葵ちゃんはどっちも光君が好きなの。六条ちゃんは自分ではしたくないのにオバケになって葵ちゃんを苦しめるんだ。」と言っておいた。

リーリーは、「ちょうだい」と僕が手を出すと渡してくれるようになった。まだ歩きはしない。ハイハイ速い。たまに「まーま」「ばーば」と真似して言うことも。たまに鼻歌を歌う。抱っこして手のひらで背中を軽く叩いていると、僕の体もぺちぺち叩いてくれる。「おいで」と手で招く(手のひらを上に向けて4本の指を曲げる動作)と、まねる。

赤ん坊が発音しやすい言葉は、「まーま」と「ばーば」のようだ。これらは西洋や中国ではそれぞれ「母親」と「父親」に対応させているが、日本ではなぜか「ご飯」と「おばあちゃん」に対応している。ぜったい姑により翻訳されたんだと思う。もし「ママ=ごはん」が正しかったら、世界に衝撃を与えるだろうな。