花粉症・エネちゃんココちゃん・熊本旅行



今年の花粉症は、バレンタイン過ぎにはじまった。今年は目がかゆい。寝てる時にのどがかゆくて目が覚めるのは数日続いたが、うち1日は目やにが付いているのが苦しくて起きて、暗い中洗いに行った。今年は、整体をしてもらっているので、整体師さんに「今年は花粉症になりませんよ」と言われていて(「癖を直さないと花粉症は治りませんよ」とも言われているが)、またカルピスの乳酸菌錠剤も飲んでいるので、ちょっと薬を飲まずに乗り切ってみようかと思っていたのだが、目の痒みは我慢しがたく、いつものアレルギーが専門の耳鼻科で、あまり効かなくなった飲み薬は断り、点鼻薬と点眼薬だけもらってくる。去年は点鼻薬もあまり効かなかったが、今回はよく効いて、快適に過ごせている。マスクも例年より掛けるよう気をつけているのもあるかも知れない(個人的にはマスクなんかで防ぎきれないと思っているが)。

  • エネちゃんココちゃん

 昔書いた、ホーの架空の友達「エネちゃん」。最近はサアの友達「ココちゃん」も加わり、ワールドが拡大している。二人は小学生らしい。お城に住んでいる。二人の家は繋がっている。妹や弟がいて、よく誕生日があり、また生まれることも多い(「今日生まれたの」とか)。英語がちょっと話せる。などなど。自分には記憶がないが、子供はそういう架空の友達と遊ぶものらしく、そういう知識が無ければそのワールドについて行けなかったと思う(かなり頻繁にそのワールドの話が出てくるため)。

  • 熊本旅行(3/2〜3)

 一週間前から本気で考え始めた「春の旅行」。毎年恒例だが、去年は出産のため無かった。子供たちの体調が良さそうだったので、前日に宿の予約をして土・日でちゃちゃっと行くことに。宿は、子供たちがリクエストした、夏の旅行でも泊まった「ベッドが4つあるホテル」であるところの「城の湯」。ベッドがよっぽど楽しかったようだ。しかし前日に予約したため、ベッドの部屋は取れず、12畳の和室になった。こうなるかも知れないことは前もって言ってあったので、特に不平も出ず良かった。前日の夜は「明日旅行に行きたくないのか!?」の殺し文句で早く寝かせた。

朝は平日と同じ8時半出発。1日目のメインは鳥栖のミレニアムアウトレットだ。去年5月にも来ていて、昼食の時間をちょっとずらすとか作戦を立てて望んだ。しかし5月ほど混んでおらず、作戦は不発だったかも。まぁ、すいていて快適だった。子供たちは着いて早々「ガッチャンポンがしたい」と言いだし、良い子にしてたら最後に買ってあげるということにしたが、ことあるごとに言うので、根負けして昼飯時に買ってしまった。上の子供たちはキッズケアプログラムにあずけようと思ったのだが、今週はしていなくて、主に僕といっしょにうろつくことに。アウトレットに入った10時過ぎから出た4時前まで、昼飯時以外はずっと歩いていた感じだがよくがんばった。家族みんなそれぞれ買い物ができた。

次はもうホテルに向かう。城の湯は名前の通り熊本城の北隣。前回は植木ICで下りてやたらと時間が掛かったので、今回はナビに従い熊本ICで下りる。北熊本SAからホテルまでは嫁さんに運転してもらう。5時半頃にホテル着。宿泊者は家族風呂が2割引なので、今回も予約。8時半過ぎという時間で選んだら、7つあるのに前回と同じ風呂になってしまった。宿泊代が安く上がったので(子供たちのおかげで)晩飯くらいは豪勢にしようと、焼き肉に行くことに。実は隣に精香園があるのだが、それは長崎にもあるので、ちがうところをネットで調べてタクシーで行ってみる。「孫三郎・花畑店」。ハナバタケと読んでいたが、ハナバタが正しい。しかし直前に電話してみると、座敷は埋まっていてテーブル席しか無くて、なんとかなると予約したのだが、想像以上に狭く、下の子も都合良くは寝てくれず、かなり大変だった。しかし肉がすばらしい。2500円のセットを二人前頼んだら、タンにカルビにステーキに、ホルモンもウマイ。ハサミがあると子供たちに切り分けるのも楽で良い。店員さんの心遣いがまたすばらしい。セットのご飯ものを先に持ってきてもらうように頼んだら、しばらくして「それは辛いので、トマトリゾット風のビビンバに替えてはどうか」と提案してくれた。最後のデザートは4人前をサービスしてくれた。肉が終わるとすぐ炭を下げてくれるし、他にもいろいろ気を使ってくれた。本当に感動した焼き肉屋だった。

タクシーの運転手さんと話しながら気持ちよくホテルに帰り、家族風呂に。内湯と外湯がある贅沢ぶり。でも今回は60分しか使えず、時間までにドライヤーセットをフロントまで返さなければならない(10分前に電話まで掛かってくる)。まだ外は寒いし、ちょっと慌ただしかったのが残念。

部屋は12畳だが江戸間でかなり狭く感じる。そして天上が高い。窓が大きく冷たい空気が流れてくる。暖房は乾燥するので使いたくなく、しかし用意してあった掛け布団は毛布のみ。最初はこれでなんとか凌ぐかと考えていたが、1歳前の赤ん坊もいるし5歳の子供たちもいつ体調を崩すか分からない。なのでフロントに頼んで掛け布団を出してもらうことに。助かった。子供たちもよく寝られたようだ。しかし僕は5時過ぎにホーに起こされて、最近は二度寝が不得意になってしまって、そのまま寝られず、6時半から朝風呂に。朝ご飯は焼き肉のあとコンビニで買ったおにぎり。食後はプリキュアを見てのんびりして、9時過ぎにチェックアウト。

その後どうするかは決めてなかったが、初めて水前寺公園に行くことに。ナビに従ってスイスイ行く。30分も掛からない。門前の土産屋が観光地っぽい。今はクマモンだらけ。バンペイユも迫力ある。郷土玩具の独楽があるみたい。子供たちにとってこういう庭園はどれだけ楽しめるか未知数だった。なのでちょっと日和って鯉の餌を買ってみる。池が汚れているとかで、ちょうど順路の最後のあたりで餌をやってほしいとのこと。親としてはそこまで子供の気を惹き付けられて良いと思ったのだが、子供としてはすぐやりたいみたいで、どっちが良かったのか分からない。池を覗いたり、橋を渡ったり、梅を見たり、なぜ芝生に入れ無いのか考えてみたりしながら、ようやく餌やりゾーンに到着。餌はお麩で、かなり大きな鯉がそれを食べる。まず1袋を2つに分けるところから、どっちが多いとケンカし、一人が撒きすぎるて減ると、量が違うとブツブツ言う。さてもう終わりかと出入り口の方に歩いていくと、池に面した茅葺きの家にも無料で入れるという。うまい具合に抹茶セットまで売っている。子供たちに抹茶は早いと思いながらも、あまりの気持ちよさ(人も少なく日差しもあり寒くない)に誘われて、二人分をいただくことに。子供たちはもっぱら和菓子に夢中だが、お抹茶もちょっと飲んで、こんな時が来るなんて感慨深い。

次は熊本空港の南東にあるファームランドを目指す。なかなかの坂道を蛇行しながら登っていくので、道路から熊本市街が見渡せる。ちょうど野焼きシーズンらしく、草原が黒こげになっていたりそこかしこで煙が上がっている。初めて見た。しかしファームランド観光をするには煙臭くてどうかと思ったが、入ってみたらそれほど臭くはなかった。11時半に着いたので、ちょうど動物レースをやっていた。ヤギレースとブタレースがあった。子供たちは「応援していたのが勝った」とか言っている。

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