プチ里帰り



f:id:U_S_K:20080119123841j:image:right まだ髪の毛の少ない赤ちゃんたちに、こんなふうに嫁さんの髪をかつらにして楽しんでます。

 今週の土曜日は、僕が朝から「諫早でヒノキ間伐ボランティア」昼から「長崎県美術館で『木と文化の研究会』シンポジウム」、夕方から「大中尾棚田で火祭り」と、一日中外出しなくちゃならなかったので、ちょっと早く木曜日から嫁さんとお母さんとで、佐世保に里帰り。静かな週末を送った。ウィークデイはお母さんが来てくれるので、僕は朝も晩ものんびりしていられるのだけど、週末はお母さんもいなくなってしまうので、二人で子供を見ていると、ほんとに一日中休むヒマが無い!

 そんな週末、午前中から大村に戸建て住宅の完成見学会に行った。実は先週も長与のほうに見に行ったりして、連続しての見学となる。もちろん今のところ家を立てる予定はない。しかしいずれ建てる日も来るんじゃないかと、結構本を買ったり、これまでも完成見学会に行ったりしていた。しばらく足も遠のいていたけど、先週は子供と4人で、今週は土曜日のチラシで見て急遽行くことにした。

 なんで今週も行きたくなったかと言うと、それはその家が「地熱の家」だから。ジオパワーシステムといって、新日本様式100選にも選ばれているという。一年を通して16度前後という地中の熱を室内に取り込み、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるらしい。ほんとかどうか、寒いこの季節に試しに行ったのだ。朝は曇りで「こりゃ日中も気温は上がらないな」と、地熱の効果を見るのに最適だと思っていたのに、家でのんびりしていたら日が照りだして、あわてて出かけることになった。大村は嫁さんが子供を生んだ病院があるところ。出産前後に頻繁に通った道を、懐かしく思いながら現地に向かった。着いた家は平屋の小さな家。2LDKだったかな。床には、洋間にも和室にも、20cm四方の排気口がついており、そこからたしかに風が来る。モニターに映し出された地下の温度は16度らしく、昼間の室温よりはやや低いからか、風が温かいとは感じられなかった。でも、北側の部屋でも冷たさを感じなかった。なかなか良いかもしれない。薦められたアンケートに「家へのこだわり」というのがあって、僕も確かに強い思い入れがあるのだが、いざ聞かれるとなんて書けばいいのか迷ったが、「木を多く使ってある」「省エネ」「シンプル」と書いておいた。できるだけシンプルな木造住宅で、電気器具に頼らないけど過ごしやすい家をいつか建てたいなぁ。