2019年元日

元日は朝から家族でお屠蘇を飲んだので、両親とも車の運転ができなくなり、歩いてイオンまで行くことに。高台の団地から長い階段を降り、海沿いの道に出たらちょっと岩場をのぞく。橋を渡り、30分くらいかけてイオンにつく。あまりおいしいわけでは無い紅白まんじゅうをもらい、何をしたかは得に覚えていない。

その日、激しく下の子を叱る。家の外へ出す。泣きながらドアを蹴り続けるのがちょっと異様だった。

翌日から家族は妻の実家へ。3泊分ほど、一人で静かな正月をすごす。

薪ストーブ2018

今年が暖冬というのは本当で、12月に入ってからも使わなくて良い日があり、クリスマスでも薪棚(180cm幅)が2/3ほどしか減っていない。

今年も職場で丸太がもらえたので、休日はその処理。一昨年に薪ストーブを導入し、その年に集め始めた細い薪と、職場のツバキの大木などが今年から使える。去年も今年もなんとか薪を買わずに済みそうで、これまでは薪集めがストレスになっていたが、なんとかなると自信が持てればストレスにならないだろう。

今年の薪ストーブ利用法は、灰は左右に畝のように寄せて、その間に新聞紙3枚を軽く丸めて並べ、1枚はちょっと堅めに丸めて、その上に杉の細木を並べたら、着火剤を使わずに新聞紙に点火。

今年は秋にホームベーカリーを買ったので、休日の朝はパンを焼いているが、そのピザ生地作成能力を使い、いよいよ薪ストーブでピザを焼くことにした。

ストーブ導入から時間が掛かったのは、生地作りだけがネックだったからではなく、焼く道具選びが難航したからだった。専用の道具はやたらと高くて、二の足を踏んだのだった。

いろいろ考えた結果、を試すことに。道具選びは、値段だけでなく、サイズと焼き方とも関係していて、うちの薪ストーブは前扉と横扉があり、これまで前扉は最初に薪に火をつけるときだけ開き、その後の薪の追加は横の扉からで、その習性に従うと、ピザの出し入れや道具の出し入れも横からとなる。しかし横から入れるには、幅22センチに抑えなければならない。そのため、耐火レンガを組み立てて焼き台を作る方法、小さな五徳と小さな鋳物プレートを使う方法、など考えたが、あきらめて前扉を使うことになったのだった。

いよいよ焼こうとした日は暖かくて、次の日に延長するなど暖冬の影響を受けつつも、朝にパンを焼いたベーカリーで昼用に11時に生地作りを開始し、1時間ほどで生地ができる。その間に熾火作りをし、スーパーにサラダなどを買いに行く。生地はパン一斤ができる小麦粉量なので、3枚くらいできるだろうと、子ども三人にピザ作りをまかせてみるが、まな板にくっついたり、ピーラーにくっついたりで、薪ストーブに投入するまでにてんてこまい。

さらに取り出してみると底が真っ黒に焦げており、表面だけを食べる羽目に。しかし生地は美味しく、焼き時間も3分ほどで小気味良い(というより忙しい)。しかし3枚とも黒焦げだったので、原因と対策を考えて翌日リベンジすることに。失敗の原因は、まな板で伸ばしているうちに打ち粉が湿って生地がまな板にくっつき、それがピーラーへの乗せにくさに繋がり、さらにストーブでの台への付着が起こり、最終的に焦げへとつながるのだと分析。

さて翌日のリベンジは、まず生地はまな板でのばさず、宙に浮かせて引っ張るように延ばすことに。打ち粉を撒いたまな板に乗せたら急いでトマトソースとチーズを並べる。ピーラーに移して薪ストーブに入れる。焼き上がる間に次のピザを用意する。たまにフライ返しでピザを回す(これは横扉からできる)。取り出すのもフライ返し(これは前扉)。

今回は280グラムの小麦粉で4枚を焼いたので、一枚が18cmと小さかった。3分割すれば20cm、2分割なら25cmくらになるかな。

チェンガー

外で薪仕事をしていたら、下の子小1男子が「僕もしたい」と言ってくる。電動チェーンソーで玉切りする仕事なので、キックバックして顔が血みどろになったらどうする、ということをジェスチャーで伝えたところ「あ、チェンガー?」と納得したような顔で聞いてくる。そうだった、下の子はチェーンソーのことを「チェンガー」と呼んでいたんだった。切るときのガーという音が由来だと思われる。下の子ができる薪仕事は、自家製キンドリングクラッカーで焚き付けを作ること。

夏からずっと朝早くに目が覚める(といっても、起きたい時間の30分か1時間前)。それで毎日寝不足に感じる(実は5〜6時間は寝ているのだが、予定時間より早く目が覚めて、そのまま布団の中で眠れないのでいるので、寝ていない気になる)。たまに予定時刻に目が覚める。今日はそういう日。

今年はよく寝込む年だ。ベッドを買いに行った翌日と、学食で変な油の匂いのする料理を食べて腹痛に悩まされた2回、寝込んでいる。たまにこういう年がある。

バルーンフェスタ

日曜日に思い立ってバルーンフェスタに行った。すごい人だろうという先入観により、家族5人で行く気にはなれないが、ちょうど妻と子二人が実家に帰り、上の子一人だけ長崎に残ったので、身軽に行ける気がして行くことにした。この週末は暖かく、午前中はのんびりして、午後12時から出発することに。諫早から高速に乗り、多久で降りて、会場隣接の有料駐車場(1000円)に着いたのは2時半前。駐車場は混んでいたが、渋滞ほどでは無くゆっくり進んで駐車完了。

初めてスケジュールを調べると、レースは連日朝7時から9時までに行っているようだ。風が弱い時間帯ということらしい。その後は変わった形のバルーンが浮かんだり、モトクロスバイクのショーがあったりして、午後3時から5時までもバルーンが飛ぶ。前の三日間はレースだが、どうも風の影響で飛ばなかったらしい。最終日の日曜は、レースも終わったのでのんびり「キーグラブゲーム」という、高さ8mほどのポールにぶら下がった大きなカギの模型をつかむゲームをする。カギをつかんで賞品がもらえるというゲームなので、選手たちもレクリエーション、エキシビジョン的にやれるので、多少の風なら実施するようだ。それでも開催を議論するブリーフィングの時間は、待ってるこちらもハラハラした。開催決定のアナウンスにはみんな拍手した。

3時になってもバルーンが一気に飛んでくることは無い。たぶんそこから空気を入れ始めるのだろう。あるいは飛び立つ場所を決めるところから始めるのだろう。なぜなら気球は風任せなので、風上から目的地に行くことは不可能。ただ、地表近くと上空とでは風向きが違うことがあるので、地表であらぬ方向に行ったとしても、上空に上がって戻ってくることができる。そんな運任せのところもあり、最初に飛び立つのは風向きを確かめるための犠牲になるようなものなので、みんななかなか飛び立たないようだ。3時半にはポツポツ飛んできて、4時過ぎにはようやくたくさんの気球が浮かぶ状態になる。5時には競技終了で車はラッシュになるだろうから、僕らは4時半には観覧場所(土手の階段)を離れ、飛んでくる気球を見ながら駐車場に向かった。

出店はとても多く、何か買いたかったが、何を買って良いのか分からず、買わず仕舞い。三日月でラーメンと豚丼を食べて帰る。家に着いたのは8時前だった。

上の子一人(ほー)とのんびりドライブできた。子供3人が同時にいると、なかなか一人とじっくり話せない。他の子が割り込んでくるし、他の子を意識して自分の考えが言えなかったりする。10歳、5年生になったほーが、最近考えていること(小学校での女子グループのこと、守護霊、怖い先生、怖い夢(タコやイカの夢)、習字やバレエ、古文の暗記のこと、将来のことなど)をボチボチ聞けてとても良かった。女子として悩みはいろいろあるようだが、男親として、答えを押しつけるのでは無く、考えるヒントのようなものを伝えられたら、あるいは、ただ聞いて頷いてやっていられたのなら、ほーにとっても良い時間になったと思う。

生まれて初めて気球のレースという物を見たが、当たり前とはいえ進路は風任せ。ここまで風任せだとは思わなかった。最初に飛び立ったチームがあらぬ方角に飛んでいき、他のチームに風のヒントを与えるという駆け引きもある。まれにクルクル水平回転する気球があったが、回転によりちょっと進路を変えられるのだろうか。カギの近くまできて、あとちょっとで届くというところでは、体を伸ばしたり、空気を掻いたりしてなんとか近づこうとして、当然ながら近づくはずの無い、物理法則の無情さも味わえる。いろいろ考えさせられる観戦だった。

10月末には下の子とサッカー。11月上旬には上の子の一人とバルーンフェスタ。もちろんもう一人ともどこか行ってのんびり過ごしたい。

好きな音

息子(小一男子)が、小銭を財布に移し替えながら、「この音、好きなんだよねー」とチャリーンという音に聞き入っている。

ほかにも難しい言葉を言おうとしているが、正確に言えないために、家族から笑われている。

しあい → しやい など

試合とは、日曜日に見に行ったJ1サッカー、ヴィファーレン長崎の試合のことで、県内小学生の親子無料招待券が当たったために、行ってきた試合のこと。今年J1に昇格し、4月から「行こう」と行っていて、「5月の日差しを避けていこう」「8月は暑すぎていけない」と行っている間に、降格が視野に入ってしまい、招待券が当たらなくても行かなくてはと思っていたところだった。結果は残念ながら0−0の引き分け。子供は90分の試合には集中できず、フランクフルトやクレープ(並ぶのは父親)を食べに来たような感もあるが、サッカー試合観戦の雰囲気は味わえただろう。

人の入りは、甘く見ていたら自由席満席ということで、座るのもギリギリだった。前半と後半で場所を変えよう(敵ゴール周辺)と思っていたがかなわず、前半はいくつかの惜しいシーンを間近に見られ、後半はいくつかのピンチシーンを間近に見られた。

16時からの試合のために、14時に家を出て、30分でシャトルバス乗車のための駐車場、20分ほど並んで乗車、15時過ぎにスタジアム着、グッズ販売を除いたり、出店に並んだりしたが、列が全然進んでいかないので、とりあえずスタジアムに入ろうとしたらすごい長い列で、10分前くらいに入る。前半試合中にフランクフルトとハンバーガーを買い、後半にはクレープを買うために並ぶが全然進まず、後ろから聞こえる歓声も気になり買わずに帰る。クレープは試合後に最後の1個を買うことができた。その後シャトルバスに乗るために19:30まで並んだ。

出店にしても、入場にしても、帰りのシャトルバスにしても効率悪すぎ。帰りのシャトルバスなんて、どれだけの人が一気に押し寄せるかわかるだろうに、なんで1時間も待たせるのか。

数字の仲・好きなひらがな・将来的には

夕食時、子供たち(小五女子)と、数字のどれが好きか、どれとどれが仲がいいか、好きなひらがなはどれか、などで盛り上がる。こんな抽象的な会話ができるようになるとは。

週末に下の子とベッドを探しに行って「お子さん用ですか」と聞かれて「将来的には」とこたえて以来、下の子が
「しょうらいてきには、ね!」
と確認してくるようになった。

小一男子の読み聞かせ・父親への誕生日プレゼント

下の子が夜寝るときに一人で二階に行き、来ると行ってなかなか来ない母親に「早く来てー」と叫んでる。かなり時間が経っていても。僕の小さい頃と同じ。

あと僕は、絵本を読みながら寝てしまう母親をつついて起こし、「ここ」と読んでいた場所を教えていた。今思うと、容赦ないな・・・。それでも読んでくれた母親に感謝。

僕の誕生日に、下の子がプレゼントを選んでくれたという。送られたのは「ゾック」!前回、下の子とプラモデルを選ぶときにも「ゾックが良い」とか言っていて、僕が「う〜ん」と悩むふりしてゴッグズゴックにしたのに、まさか自分の誕生日に贈られるとは!(笑)

妻によると「下の子が『パパがこれが好き』って言った」とのこと。まぁなかなか形態的には面白いし、ツメが可動式で案外遊べる。