ポニョ見た



11ヶ月

 昨日は先週末の休日出勤の代休を取って、長崎駅にあるユナイテッドシネマ長崎に「崖の上のポニョ」を見に行ってきた。女性半額デーだし、0歳児は膝の上で無料。座席指定できて、ベビーカーを通路に置いて、少しだけ階段を上った通路沿いの二席にした。映画の内容より先に、乳児の子供たちが大丈夫だったかを書きたい。サアは最初は映画館のでっかい映像に怖がっていた。音も大きいし、たしかにびっくりするだろう。さすがに音を小さくしてくれとは言えない。ホーは最初の20分くらいはじっと映像を見ていた。そのうち動き出したのでミルクをやり、飲み終わったらしばらくむずむずしてそのうち膝の上で寝た。「膝の上のホー」ってところか。サアは、ミルクを飲んでもじっとせず、たまに大きな声を出すようになったので、抱いていた嫁さんはベビーカーのところまで(ほとんどの座席からは見えない、スクリーンは見られる)行ってあやしていた。それも10〜20分だったと思う。始めての映画は、迷惑も掛けず、画面が見られないところまで退出することもなく、なんとか無事見ることができた。

さて内容は、といっても映画批評ができるほど映画好きでも無いのだが、躍動感がすばらしいなと思った。絵でしか表現できない躍動、変形、色彩が存分に発揮されていたんではないだろうか。はっきり言ってウルウルした。よく分からないのは、生物を人間の形をしたよく分からないもの(魔法使い?)が作り出して管理したり、洪水で避難するときに船を指揮するのが軍人みたいだったり、生き物が古生物だったり(形態的にもおもしろいし、地球の時間を考えるのに良いとも言えるが)、ポニョのお母さんが宗介のお母さんになにか相談していたり(何を相談するんだ?ポニョの身元引受人になってほしいとか?)、おばあさんたちが歩けるようになっていたり、命の水って何だ?ってことだったり。まぁ宮崎アニメは、1回目はただただ引き込まれ、ちょっと理解できないところがあって何度も見直して、それでもやっぱりよく分からなくて、で、分からないまま受け入れてしまう、それで良いのかもしれない。

シネコン前の楽器屋に、パーカッションがたくさん置いてあったので、サアホーに叩かせたら、結構いい音させていた。5000とか10000とかであるから、買ってやりたいとは前から思っていたけど、単純な楽器はすぐに飽きるかな?子供はプラスチックの音の出るおもちゃで、いろんな電子音に変化したり、光ったりするのが好きなのかもなぁ。単純な楽器の良さを子供に知ってもらうのなら、親がその楽器を弾きこなせないと無理だろうな。