今週はまずホーが鼻風邪をひいたみたいで、鼻が詰まってお乳も飲みにくそうにしている。水曜くらいにホーを宮副小児科に連れて行き、スポイトで飲ませる薬をもらってきた。金曜にはサアもフガフガしだして、ついでに嫁さんまでノドが痛いと言い出した。
そんな週末、まずサアホーを病院へ連れて行った。小児科は予防接種などで嫁さんが何度も着ているところだけど、僕は初めて。待合室で体温を計るとサアは６度７分。二人同時に先生に見てもらい、「もしもし（聴診器をあてること）」してもらったり、小さな口をあけてのどを見てもらったりして、弱い抗生物質と、ひきつづきスポイト飲み薬をもらってきた。いっぽうのどが痛いと言っていた嫁さんは、土曜の晩には「もうだめだ」というくらい、のどがちくちくしていたらしいが、朝起きたらすっかり治っていたらしい。
土曜の午後は、長崎市街のアーケードに、注文していた僕のメガネと、翌日出かける佐賀の親戚へのお土産を買いに行った。僕だけでももちろん行って良いのだが、嫁さんの負担を減らす意味でも、また冒険も兼ねて、ホーを連れて行くことに。はじめて赤ちゃんと二人で出かける。嫁さんは二人を連れて出かけることもあるくらいだが、僕はお乳という必殺技が出せないので、やはり不安があった。ミルクを飲ませ、おむつを手提げ袋にいれ、ベビーカーは駐車場で借りることにして、出かけた。
お土産は浜屋デパートの地下で買うので、無料になる可能性がある賑橋（にぎわいばし）のパーキングに停めた。ベビーカーを借りる予定だったのに、なんとすべて出払っていると言う。念のために持ってきた抱っこ紐があってよかった。ホーをだっこしてにぎやかな街中を歩くのはちょっとしたデート気分。ホーの頭がガクガクならないように、押さえたり支えたりしながら、メガネを受け取り、浜屋の梅月堂でパイケーキを買ったりした。このパイケーキ、切ってからオーブンなどで軽く焼くとおいしいと、店員さんが教えてくれた。
駐車場を無料にするには浜屋で3,150円以上の買い物をしなくてはならない。2000円のケーキを買ったので、とりあえず地下で「ずわいがにクリームコロッケ」2個で530円。ちょうど開催されている長崎県産品市を覗いて「黒豚ロールステーキ」を買い550円。これで無料、と思ったら、3,150円になっていない。仕方ないので200円のプリンを買う。無料券は一階のサービスカウンターでレシートを見せて受け取るのだが、せっかく3,150円に調整した金額だが、お姉さんはろくに計算もせずに無料券をくれた。ちょっとくやしい。
観光通アーケードを通り、出たところにあるWISHという小さなおもちゃ屋に寄り、木の積み木やモビールなんかを見るが、ホーもまだ別段食いつくわけでもないので、何も買わずに出てきた。2時間ほどたっていたので、すぐ帰った。日差しが強く、後部座席のホーはたまにまぶしそうに体をひねっていた。はやくブラインドを買いたい。
日曜日は、11時に家を出て、佐賀の白石町にある親戚の家へ。僕の父のお兄さんと、その息子さんで僕のいとこに当たる人がいて、3月末に出産祝いをもらったので、お礼を兼ねてたずねることにしたのだ。内祝いは、タオルの詰め合わせ。イブサンローランの無撚糸を使ったやわらかい手触りのバスタオル・タオルセットと、3枚のハンドタオル。ハンドタオルはいとこの3人の子供用にという意図がこめられている。3人の一番上の女の子が、今年高校に入学したということなので、先週末買ったニンテンドーDSの学習用ソフト3本も持って出かけた。
11時15分ごろ家を出て、諫早ICから高速に乗り、嬉野ICで降りる（1,050円）。親戚の家はもう2回ほど車で訪ねたことがあるので、迷うことは無いだろうと踏んでいたら、見事に迷った。武雄のほうに行ってしまい、北方や白石町をうろうろしながら、さらに干拓地である親戚の家は広大な畑の中に一列に並んだ家々のなかの一見なので、記憶の中の家の様子を頼りに探しだしてようやく着いた。なんとか予定の1時を数分過ぎた程度ですんだ。あわよくばその前にどこかでオムツを替え、お乳をやりたいと考えていたが、着いてすぐに部屋を借りてすることになった。
ごちそうをいただき、入学祝の贈り物も喜んでもらい、山梨の実家の話や仕事の話、双子育児の話をして、3時においとました。最近は人見知りもしはじめた二人だったけど、おばさんや、いとこの奥さんに抱かれてもご機嫌だった。
その後、嫁さんの大学時代の友達の家が鹿島市にあるので、昨日連絡をとって急遽よらせてもらうことに。その家には2歳になるお兄ちゃんがいて、飛行機好きで頻繁に大村にある長崎空港にきているそうな。鹿島から大村まで１時間とのこと。ケーキを食べて、主に嫁さんとその友達の会話を聞いて過ごし、5時前においとまする。
帰りは迷わずに、嬉野から多良見ICへ、そして家の近所の割烹レストランで晩御飯を食べ、僕はビールも飲ませてもらい、嫁さんの運転で帰る。忙しかったけど、楽しい日曜日だった。
