管理入院突入



 昨日から管理入院。佐世保近辺に住んでいる嫁さんのお母さんが、5時に起きて僕らの住む長崎に来てくれ、バスと電車で大村の国立医療センターへ。長崎から大村は車で40分程度。バスと電車を乗り継いだら2時間近くかかる。なぜそんな病院を選んだかというと、双子出産のためNICU(新生児集中治療室)のある病院であることが第一の理由で、第二にきれいであることだ。NICUがある病院は長崎大学病院長崎市民病院があるが、どちらも建物の老朽化がひどい。じっさい、双子妊娠が確定して、一般の産婦人科から転院するときに、長崎の2つの病院を下見に行ったが、どちらもなんだか暗い・・・。病院のイメージ通りの暗さ。頼りない蛍光灯、汚れた壁・・・。だからちょっと遠いけど、まだできて新しい大村の病院にしたわけだ。とくに嫁さんにとってはきれいであることがたいへん重要だし、僕から見ても、心理的におちつけるところが良いに決まっている。

 よって晩ご飯は一人で食べるという生活が始まるわけだが(入院期間中と、それに続く里帰り期間の合計2ヶ月くらい?)、僕は最近、熟年の夫婦のうち、嫁さんが先に亡くなると、残された夫は生活できずに衰弱していくという話がとてもよく分かる。僕もすでに、結婚数ヶ月にして、嫁さんのご飯に頼り切り。寂しい外食生活にもどるのか・・・、とすっかり胃袋を捕まれた感じの喪失感。早く帰ってきてクレイ!ってもうすっかり大きな子供状態だな・・・。ちなみに昨日の晩ご飯は、嫁さんのお母さんが買ってきてくれた仕出し弁当だった。

 一方、嫁さんの入院初日の様子はと言うと、とりたてておいしいとは言えない晩ご飯と、慣れない枕、慣れない共同部屋(ベッドがトイレの隣なので、夜にトイレに行く人の音が気になってしまう)で、睡眠不足気味。