去年の12月中旬に脱サラを決意したので、1年が経つ。実際に3月末で退職して、7月に個人事業(塾)を開始した。塾はまだまだ軌道に乗らず、会社をやめるとはどういうことか、よく考えた1年だった。
サラリーマンの平均年収と個人事業主(自営業)の平均年収を新聞などで見ると、会社の強さがよく分かる。650万とか稼ぐのは、個人事業ではなかなか難しい。しかし、会社員が優れているかといえばそうではなく、会社の看板で仕事ができているに過ぎず、会社という知名度、信用、歴史、これまでの関係など、つまり「集金システム」が出来上がっているというだけのことだ。しかも、このシステムは「いまのところ」機能しているに過ぎず、5年後、10年後、はたまた20年後にはどうなっているか分からない。上手くいけば生き残っているし、沈みかけたら他の船に乗り換えることもできるが、うまくいかないこともあるだろう。今大金を(というか平均年収を)稼いでいるサラリーマンも決して安泰ではない。羨む必要は無いし、卑下する必要も無い。
だからと言って自営業が良い、というわけでもない。知名度、信用、歴史、築いてきた関係が全く無い状態から、それを作り上げていくのは、とても大変だ。私は塾を始めるにあたり「よろず支援拠点」の力を借りている。事業内容の相談から、チラシ作り、契約書作り、宣伝戦略、SNS戦略など、4月末から今まで、月1回ほど相談に乗ってもらっている。辞める前にもちらっと知っていたが、ハローワークで「自営業の始めるのはどちらでサポートしてもらえる?」と聞いたら「さぁ、よろず支援・・・とか」と聞いた程度だった。4月中旬に図書館で起業図書コーナーの脇に「よろず支援拠点の相談受付中」と書いたPOPを見たのが相談開始のきっかけだった。本当に助けてもらっている。
そのチラシは、7月5日に新聞折込を6000枚ほど行い、ポスティングもした(ポスティングは何枚したか数えにくい)。9月には小学校前での直接配布もした(5校訪問し、3校に断られた)。10月移行にも別地区の新聞折込、ポスティングをした。
1月からもう1名増えるが、土曜午前が満員状態だ。まず送迎用の車が満員で、新たな1名を送迎できない。ほかに水曜夕方にしているが、なぜ土曜午前がこれほど人気なのかは不明だ。すでに習い事で埋まっている感じもある。水泳などは週二回だったりする。年度が替わるタイミングで、今までの習い事を辞めて、うちに来てくれることを願っている。
年収は10分の1に落ちた。今年は失業手当と退職金を使いながら、貯金も取り崩してやってこれた。来年は娘達が大学に進学し、娘達のために貯めた貯金で独立して生活していってもらう。残った3人(子一人)で生活していけるように、塾を軌道に乗せると共に、「半塾半X」とする「X」を考えなければならない。それは年明けから動きはじめなければならない。うーん、何しよう?