日本近現代史

息子(小三)は小学館日本の歴史の第二次世界大戦から現代までの巻をよく読む。兵器とか爆発とかが好きなんだろうなと思っていたが、なんでか聞いてみると「なんで戦争なんかしたんだろうなって、こわいなって思って」と言う。

息子はこういう自分の考えを素直に言葉にできるところがすばらしい。上の子たち(中一)は年頃なのでおくびにも出さない。素直なだけでなく、そこそこ感心することを言う。散歩が好きだとか、風呂で話をするのが好きだとか。

こちらも「誰もしたくない戦争がいつの間にか始まってしまうところが怖い」「一対一なら相手の方が自分より強いか弱いか分かるけど、国対国になると、自分のことしか見えないから、周りの人が『自分たちは強い』とか言い出すと正常な判断ができなくなるんじゃないか」とか言う。ちょうどヘンテコノミクスという行動経済学の本で、他の人の意見に流されて、自分の考えとは違う返答をしてしまうことがマンガになっていたので、それと繋げてみたり。