山梨旅行・アゴン



夏休みに泊まりがけの旅行をしなかった代わりに、9月中旬に僕の実家への里帰り旅行をすることになった。夏休みに旅行しなかった理由は、バレエの発表会が8月末にあること、夏バテしていると旅行もしんどいこと、ディズニーランドに行くなら夏休みは無理、などがある。僕の実家の山梨県北杜市小淵沢町は涼しい場所だ。それでも夏はそれなりに暑いので、本当の避暑という点でも9月にした。ところが長崎も9月に入ると急に冷え込んで(台風が通過したせいもある)、あまり避暑の欲求が無くなってしまったが、それはともかくすでに6月には予約していた航空券なので、行くに決まっている。期間は9月13日から21日までで、8日間、その間に、できれば北アルプスの涸沢に行きたい(紅葉が見たい)、そしてディズニーランドに行きたい、というのが今回のテーマだ。

まず直前に、急遽仕上げなければならない仕事が舞い込んできて大変だった。でもそれがもし旅行中に舞い降りてきたと考えるともっと怖いことなので、直前でも良かったと思わなければならない。これにかんする電話は旅行中も掛かってきたのだが、なんとか乗り切ることができた。

f:id:U_S_K:20130913115819j:image:rightさらに直前までなかなか予定が決まらない、というのもあった。特に、現地で借りようとしたレンタカーが予約いっぱいで借りられないのと、最終日の東京での宿泊場所が、親子5人となると借りにくいという点だった。レンタカーの問題は、東京から電車で山梨へ、と考えていたが、空港で借りて旅行中ずっと借り続けるという予約が、出発前日の深夜に取れたのが良かった(羽田空港トヨタレンタカー)。この費用、53,550円。電車賃や実家滞在中の単発レンタル費、利便性を考えれば、まぁ許容範囲内ではないだろうか(ガソリン代、高速道路料金はかかるが)。

ちなみに航空券は、5人で往復10万円ほど。1歳の下の子は膝の上、4つの座席を単価1万ちょいで購入した。9月の予約を早い内にしたので、心配だったのは台風だ。台風は、出発の前の週、そして山梨滞在中に襲来したが、幸運にも飛行機は快晴の中を飛ぶことになった。

9/13 長崎 → 羽田 → 小淵沢

 上の子達(5歳)は、2歳までに何度か乗った飛行機だが、どうも記憶はない模様。なので、乗れることを非常に喜んでいたり、窓際の席に座ると怖がったり。でも飛び立ってしまえば光景に感動していた。降りたら「もう怖くない」と言っていた。下の子(1歳)はなんだか分かってないだろうが、空港でも飛行機を指さして楽しんでいたようだ。

空港でレンタカーの窓口へ。そこで、東京都内なら乗り捨て無料と張り出してあるのに気づき、ディズニーランドに近い営業所に乗り捨てることに。空港からなら一人800円のリムジンがディズニーランドに出ているが、どちらが良かったかな。(でも実は返却場所に着くまでに渋滞に巻き込まれたりしたので、本当は八王子あたりで乗り捨てて、電車でディズニーランドを目指すのが良かったのかも知れない。その場合ホテルに荷物を預けられないが)

首都高に乗らないで調布まで下道で行ったらやっぱり時間が掛かり、神経も使い、八時前に小淵沢のスパティオ(温泉)に着き、実家には9時着で肩こりひどい。

9/14 三分一湧水 → 清里清泉寮(昼食) → 白州・尾白渓谷・べるが

 別ルート(陸路)で来ていた妻の家族と観光。清里に行く高原道路で見かけた八ヶ岳牧場のレストランに後日行くことになる(旅行前から行こうと思っていた八ヶ岳倶楽部も見かけた)。

9/15 台風

 結構接近する台風をやり過ごすため、家でお絵かきやら絵本やら。風が収まった午後から八ヶ岳アウトレットに。サアが濡れた歩道ですべって転び、結構すりむく。

9/16 茅野までコインランドリー探しの旅

 洗濯物を乾燥させないと着るものが無くなるので、近くのコインランドリーを探そうとしたら、茅野まで行かないと無い!(25キロくらい)。でも稲穂の黄色と蕎麦の花の白に彩られた田畑が、台風の雨でしっとりしてきれいだった。

9/17 安曇野・大王わさび園(昼食) → 白骨温泉 → 松本(夕食)

f:id:U_S_K:20130917130453j:image:right 春に亡くなった親戚のおじさんにお線香を上げにいくついでに、大王わさび園に。グラスボートに乗ったり、ソフトクリームを食べたりして2時半に出る。迷った末、一路白骨温泉へ。旅行前は、上高地や、涸沢すら考慮に入れていたのだが、そこまでは無理とあきらめたものの、せめて白骨温泉へ、ということで。4時過ぎに着き、公衆浴場に入り、5時に発つ。6時過ぎに松本に着き、夕食は居酒屋で蜂の子など食べる。

9/18 三分一湧水横の公園 → 八ヶ岳牧場・レストランまきば(昼食) → 八ヶ岳倶楽部

 14日に子供たちが見かけて行きたいと言っていた公園に行く。昼食は同じく14日に見かけたレストラン。修学旅行生とか来ていて「失敗か?」と思ったが、値段は高いが、30cmくらいの高さのハンバーガーやらあって満足(値段が高い!)。妻が最近はまっている「ひつじのショーン」似の羊やらと戯れる。八ヶ岳倶楽部では、雑木林の活用法を視察。名物のフルーツたっぷり紅茶とケーキをいただく。

9/19 忘れた帽子回収のため八ヶ岳牧場 → 墓参り → 鰻屋(夕食)

f:id:U_S_K:20130918140300j:image:right 嫁さん手作りの帽子が無いということで、牧場の売店に電話して落とし物として届いていることを確認し、再び牧場へ。昨日ソフトクリームの割引券をもらっていたので、ついつい1つ買って、みんなでなめる。夕方、僕と上の子2人とお墓参りへ(家から5分)。周りの田んぼも休耕田が増えた。夕食は駅前の鰻屋へ。値段が高くなっていた。夜は父親と日本酒を飲み比べる(長崎梅が枝酒造、山梨七賢)

9/20 小淵沢 → 東京ディズニーランド(門前でおにぎり昼食、夕食は山賊焼きやらサンドイッチやら)

 8時に発つ!・・・つもりが車のキーが見つからず、鰻屋に電話したりして、結局家で見つかる。一度出てから僕のポーチが無いことが分かりまた戻ったりで、8時半にようやく発。宿泊先のホテルオークライースト21に寄って荷物を置いてから、1時にレンタカーを返し、営業所前のバス停から都バスで葛西臨海公園駅前まで、そこから京葉線で舞浜まで。乗り換えもあってそこそこ大変だったが、そこそこスムーズ。レンタカーを1時に返して、30分で舞浜駅にいたんじゃないだろうか。料金も子供たちは掛からないので、大人二人で700円程度。

f:id:U_S_K:20131002103024j:image:rightディズニーランドの門前で実家製のおにぎりを食べ、妻はまずお土産から(帰り際は込むらしい)。入るとさっそくパレードがあり、人だかりの隙間から見る(夜にゆっくり見ようということで余裕をかます)。嫁さんの計画通り、トイ・ストーリー、プーさんの順で見て(どちらも50分待ち、プーさんの待ちスペースでは手すりで遊べて良い)、その近くでおやつを食べようと思ったらパレードが始まるので見る(ハロウィーンのパレード)。子供たちは立ち見の大人達の足下をすり抜けて前の方で見る。僕はリーリを肩車して見る。嫁さんはおやつの買い出し。ジャングルクルーズに向かう途中、ティーカップがあって待ち時間5分だったため乗っていく(嫁さんは買い出し)。ボートに乗る頃には薄暗くなっていた。7時半からパレードなので、6時半から席取り可能。シンデレラ城の写真を子供たちが撮って遊んでいる(この旅行から子供たちがかなりカメラをいじるようになってきた)。パレード後、花火は上空天候不安定のため中止になったということで、渡りに船とばかりに帰る。新木場からタクシー2240円(工事渋滞のため迂回した)。

9/21 銀座でランドセル探し → 羽田 → 長崎

旅行まとめ

燃え尽きた感もある充実した旅行だった。実は旅行前、サアが「登園拒否」になっていて、幼稚園が怖いとか、友達の目が気になるようで行きたがらなかった。本来「学校なんて行きたくなければ行かなくて良い」と構えていた僕だったが、幼稚園からそんなことを言われるとは思っていなかった。休むことも数回した。バス停まで行って泣きながら連れて行かれることも一回有ったようだ。そんなサアにどう対して良いか悩みながら出発した旅行だったが、旅行を過ぎたら何が何でも幼稚園には行かせよう、そうしなければイヤなことから簡単に逃げてしまう人間になってしまう、とうっすら決意していた。ディズニーランドで夜のパレードを見て門に向かう間、子供たちは「また来たい」「小学生になったら来る」と大満足の様子だったが、そこでサアに幼稚園はどうするか聞いてみた。すると「パパがバス停まで送ってくれるなら行く」と言うではないか。それならお安いご用だ(あと半年だし)、ということで約束する。もう「行きたくない」と言わないことも約束する。

旅行から帰って一週間経ったが、イヤなそぶりも見せずに通っている。嬉しい。

  • 誕生日プレゼントはアゴ

春から狙っていたオークションのアゴン。2万円まで下がっていて、9月に入って買った。旅行から帰ると同時に誕生日が過ぎたので、堂々と遊べる。不思議な立体。

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